<あらすじ>強き者の高みをめざし、その少年は閃光となって駆け抜ける!!今はじまる真格闘伝説!!範馬刃牙は“地上最強の生物”=父を超えるため、最強を名乗る男達と戦う!格闘まんがの決定版!
<書店員のおすすめコメント>本作は1991年から1999年まで週刊少年チャンピオンで連載されました。主人公の範馬刃牙と、刃牙の父親で地上最強の生物と評される範馬勇次郎との親子関係を通じて「強さ」とは何かを問い続ける格闘マンガ『刃牙』シリーズの第1作にあたります。
物語は「地下闘技場編」「幼年編」「最大トーナメント編」の三部構成になっています。幼年編では刃牙が強さを追求するバックグランウドが描かれているのですが、これがとても悲しく、ほかのシリーズと比較するとどこか湿っぽさが感じられます。しかし緻密で迫力のある格闘シーンはそれをかき消して余りある興奮と感動を与えてくれます。全42巻に渡って描かれる物語は一度読み始めると制止が効かないので、その点のみご留意ください。
<あらすじ>「敗北を知りたい」あまりに巨大な暴力を持つゆえ、監獄に閉じ込められていた闇の強者“最凶死刑囚”がそう言い残し脱獄した!!目指すは東京!!目的は17歳少年格闘王、範馬バキ!!
<書店員のおすすめコメント>『グラップラー刃牙』の第2部にあたる本作。前作で描かれた最大トーナメントで受けた傷も癒えきらぬまま物語は始まります。「敗北を知りたい」という言葉を口にして世界各国から東京に終結した5人の死刑囚。彼らを迎え撃つ刃牙をはじめとする地下闘技場の戦士5人との戦いから物語は幕を開けます。本作では「敗北とは何か」ということが全編を通して問われているように思います。
個性的なニューキャラクターもたくさん登場します。死刑囚・柳龍光が使用した毒によって瀕死の重傷を負った刃牙が治療の多ために参加した中国大擂台賽に登場する郭海皇の年齢は146歳。そんな郭海皇が対戦するのは地上最強の生物・範馬勇次郎。史上最高齢と地上最強の戦いの結末や如何にっ!
<あらすじ>男が雄であるために、避けて通れないもう一つの真剣勝負。天才格闘家・範馬刃牙が初めてのセックスに挑む!!戦い続けた少年の中で、覚醒する男の性[SAGA]!!最高峰格闘漫画、衝撃の新境地!!
<書店員のおすすめコメント>本作は『バキ』のスピンオフにあたります。少しずつ大人になっていく刃牙と恋人の梢江。そんなふたりの初めての性交渉が描かれます。物語の内容が内容なだけに週刊少年チャンピオンではなく、ヤングチャンピオンで連載されました。地下闘技場のチャンピオンといっても刃牙だって年齢的には思春期真っ盛りの高校生です。異性を意識してもいいし、誰かを好きになってもいい。誰もが通るこの道とチャンピオンはどう向き合うのでしょうか。
梢江との初体験によって精神的に成長を遂げた刃牙の姿は『バキ』本編において描かれています。何ごとも自信を持つことは大事なんだなと改めて感じました。
<あらすじ>板垣恵介入魂、「バキ」最終章!!地上最強の生物・範馬勇次郎VS地上最強の高校生・範馬刃牙。かつてないスケールの親子喧嘩がここに開幕!!だれも体感したことのない闘い、見たこともない敵、すべてが刃牙をおそうッッ!!
<書店員のおすすめコメント>本作で刃牙が戦うことになる相手はどれも超規格外の人物ばかり。まず一人目はビスケット・オリバ。米国のアリゾナ州立刑務所に収監されている囚人でありながら、比類なき強さがゆえに刑務所の中と外を自分の意志で自由に出入りし、その暮らしぶりもおよそ囚人とは思えない豪華なもの。刃牙はオリバと戦うために自ら志願してアリゾナ州立刑務所に収監されるのでした。
二人目は1億9000万年前の地層から蘇生した原人・ピクル。大型の肉食恐竜と戦って互角に渡り合い、あまつさえ捕食してしまうその戦闘力は底が知れません。烈海王や愚地克巳といった地下闘技場戦士もピクルに対して戦いを挑んでいきます。
三人目は、地上最強の生物・範馬勇次郎。待ちに待った親子バトルが本作でいよいよ勃発します。どんな決着を迎えるのかはぜひ本編でご確認ください。
<あらすじ>地上最強の生物である父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩を終え、範馬刃牙は今…!?一方、強き者に焦がれる徳川翁は“神に背く”空前の大実験を執り行う!!シリーズ第四章、ついに開幕!!今、強さの歴史が変わるッッ!!
<書店員のおすすめコメント>格闘マンガ『刃牙』シリーズもいよいよ4作目となりました。その名も『刃牙道』。2014年から2018年にかけて週刊少年チャンピオンで連載されました。今回の敵はあの「宮本武蔵」です。本人の遺体から作られたクローンとして、東京スカイツリーの地下366mにある研究所で生まれた宮本武蔵と、主人公の刃牙をはじめとするシリーズおなじみの登場人物たちとの戦いを描きます。
武蔵は肉体こそ完璧に再現されているものの、そこには魂が宿っていません。この完全なる武蔵の体に本人の魂を吹き込むためにとても強烈な人物が登場します。ぜひ本編でご確認ください。
そしてこの武蔵、めっぽう強いです。中国拳法の烈海王と戦いはシリーズのなかでも最高クラスの名勝負です。
<あらすじ>大ヒットコミック『バキ』外伝ついに登場!!『バキ』登場キャラの中でも圧倒的な人気を誇る、日本一の喧嘩師・花山薫。無敵の拳を持つこの男の「男を魅せる男の美学」が全面展開!!
<書店員のおすすめコメント>「刃牙」シリーズに登場するキャラといえば、どれもこれも「規格外」な方々ばかりですが、特に人気の高い花山の魅力は、あの驚くべき「美学」ありますよね! 「強くなるために努力するのは女々しいこと」!さまざまな格闘技や流派が登場する「刃牙」シリーズにおいて、「鍛えない美学」で一切の修練、修行をしない花山。本当に強い者に「武術」など必要ない…! これは自分が知るこれまでの格闘漫画の概念をぶっ飛ばすような衝撃がありました…。本編では、花山のいわゆる本職でのお仕事の様子が描かれます。人としての器のデカさに痺れる場面も満載ですよ~! すべてを圧倒しまくる花山をたっぷりご覧ください!
<あらすじ>若さゆえに未熟、未熟ゆえにその拳に宿した刃は抜身であった!時は昭和…。若き日の武神・愚地独歩、最強の格闘家たちを相手にエゲツなくも凄絶な空手の秘技を炸裂させる!血の匂いは避けられない!!「バキ外伝」新シリーズ!!血風舞う凄絶空手浪漫!!!
<書店員のおすすめコメント>「刃牙」シリーズの主要キャラクターの一人、愚地独歩のスピンオフです! 世界最大の勢力を誇る空手団体・神心会の総帥にして、「武神」「人食いオロチ」「虎殺し」と数々の異名を持つ独歩の若き日々の修行行脚を痛快に描きます。プロレスや剣術など異種格闘家や、果ては野生の虎(しかも餓えた状態の虎でなければNG)まで──猛者を見つけては死闘を申し込む、強さの高みを目指す独歩の姿勢には狂気すら感じられます…! 各章とも戦いまでの導入がこれまた秀逸なのでご注目ください。強き者同士の矜持がバチバチと火花を散らし、続く戦闘シーンで一気に爆発!! 痛快です!!
<あらすじ>空手家、プロレスラー、武人…あらゆる格闘技の強者を相手に、抑えきれぬ闘争本能を…抽出に抽出を重ねた格闘成分を…全てその拳に乗せ、叩きつける男がいた!!! 男の名は、丹波文七。「最強」の頂を欲してやまぬ男の生き様をここに記す。不滅の格闘神話、新書判で刊行!! カバーイラストは全巻新たに描き下ろし!!
<書店員のおすすめコメント>板垣先生の代表作といえば、「刃牙シリーズ」とこの『餓狼伝』ではないでしょうか。
主人公・丹波文七が、青年時代に喫した敗北をきっかけに、ただひたすらに本物の強さだけを求めて、さまざまな強敵と闘いを繰り広げる姿は、野性味にあふれ、まさしく“獣”のよう。
板垣作品の醍醐味のひとつのスピード感あるバトルシーンはもちろん本作でも健在。迫力と緊迫感があり、読み進める手に汗を握ります。
己の強さと誇りを賭けた“餓狼”たちの闘いから目が離せません! 一気読み必至です!
<あらすじ>誰にも潜む“美”と“愛”を掘り起こす男・美朱咬生登場。鬼才・板垣恵介が描く噂のデビュー作!
<書店員のおすすめコメント>1989年に連載開始された本作。板垣先生の記念すべきデビュー作です。
伝説のメイクアップ・アーティスト・美朱咬生が、“女神の息子”“悪魔の手”などとも呼ばれる驚愕の化粧テクを用いて、数多くの登場人物のルックスを激変させて、さらには人生をも変えていくさまを描いています。
デビュー作から随所に光る“板垣作品らしさ”にぜひ注目して、お楽しみください!
<あらすじ>比類なき“土下座”漫画!!ここに開講!!救世主か!?ペテン師か!?真実か!?虚妄か!?空前の下から目線教師!この男に“頭が下がる”者などどこにもいない!!漫画界、昂奮大反響!感謝を込めた最終フォーム!かつてない低姿勢が放つ、突き上げる衝撃に震えろ!!!!
<書店員のおすすめコメント>「刃牙」シリーズなど、バトルまんがのイメージが強い板垣作品の中で、ひときわ異彩を放つ本作。『謝男』と書いて“シャーマン”と読みます。
1巻表紙で土下座している主人公・拝
一穴の鋭い眼光が大変に印象的ですが、実をいうとこれは“謝罪”というより“祈願”。高校教師である彼が教え子の幸せを願い、土下座をすると、生徒たちに驚きの現象が起る、というシーンからこの作品はスタートします。
拝という男はいったい何者なのか…。板垣先生だからこそ描ける、学びあり、下ネタありの学園まんが(!?)です!