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闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記

闘う文豪とナチス・ドイツ トーマス・マンの亡命日記

池内紀 著

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大作『ブッデンブローク家の人々』で若くして名声を獲得し、54歳でノーベル文学賞を受賞したドイツ人作家トーマス・マン。だが、ファシズム台頭で運命は暗転する。体制に批判的なマンをナチスは国外追放に。以降、アメリカをおもな拠点に、講演やラジオ放送を通じてヒトラー打倒を訴え続け、その亡命生活は20年近くに及んだ。激動の時代を、マンはどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。

ジャンル
学術・学芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公新書
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レビュー

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レビューコメント(10件)

  • 闘う文豪とナチス...
    2022/1/13

    ナチス政権台頭時、動乱の世界情勢に著名人が新たな権力に迎合する。音楽や作家への痛烈な批判。
    凡ゆる事物への観察眼はジャーナリストよりも正確無比。
    終戦後、晩年の限界を感じた哀切ある感情が印象的だった。...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
  • 闘う文豪とナチス...
    2017/8/23

    「全体主義」への関心から、読んでみる。(最近、アーレントを読んでいるのは、もともと「全体主義」への関心が根っこにあったからで、逆ではなかった。今は、逆転しているかもしれないが。。。)

    全10巻あるト...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
  • 闘う文豪とナチス...
    2018/4/10

    映画「永遠のジャンゴ」を
    観てきたばかりです
    ジプシージャズの神様とも言われた
    ジャンゴ・ラインハルトの
    ナチスからの受難の時代を
    ジャンゴはギターという武器を携えて
    乗り越えた...

    続きを読む
    Posted by ブクログ
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