
家康が呪われた。謎の呪詛者を宮本武蔵が追う! 満場一致で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞! 徳川家康にかけられた「五霊鬼の呪い」。どんでん返しの連続! 謎の呪詛者の正体を宮本武蔵が追う──! 大坂の陣前夜、天下統一を果たした家康を呪詛した「呪い首」が発見される。呪いをかけた者を突き止め、生け捕りにする依頼を受けた武蔵。太平の世も近づき、己の剣はもはや時代遅れになったことを痛感し、依頼を拒んだ武蔵だったが、たった一人、自分を一途に慕っていた弟子が呪詛者に惨殺されたことを知る……。乱世が終焉を告げる中、滅びゆく者たちの最後の戦いが始まる。血湧き肉躍るエンターテインメントにして、読む者の心を震わせる傑作。五霊鬼の呪いの言い伝えとは── 一、諱(いみな)を刻まれた者は二年のうちに呪い殺される。二、呪いを解くには、妖かし刀で呪詛者を殺さねばならない。三、妖かし刀を破壊すると、破壊した者と呪詛者の九族が死に絶える。
場面転換が早くてついて行くのに必死だったけれど、どんでん返しの連続で、一気に読み終えてしまった。読み終わった直後は胸が熱くなって、しばらく放心状態に。
途中まで宮本武蔵を探偵役にした時代ミステリー、という感じで読んでいたけれど、最後の方になるに従って、あまりの展開の早さと、場面の切り替えに、話に着いていけなくなった。この作品は、かなり精神力を必要とす...
【家康が呪われた。謎の呪詛者を宮本武蔵が追う!】満場一致で第12回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞! どんでん返しに次ぐどんでん返し。「五霊鬼の呪い」の裏にある哀しい真実とは。