
二〇世紀を代表する作家・プルースト(一八七一~一九二二)。その生涯をかけて執筆した『失われた時を求めて』は著名だが、長大さや難解さから挫折する人も多い。本書は絵画を手がかりにそのエッセンスを紹介。彼が作品で描いた恋愛、同性愛、死、ユダヤ人、スノビズム、時間、芸術論などの主題をわかりやすく案内する。この大作の個人全訳を成し遂げた、プルースト研究の第一人者による最良の入門書。図版六九点収載。
クーポン利用で【70%OFF】534円(税込)で購入できる! 6回利用可能
値引き額上限に達しています。
2025/3/31 23:59 まで有効
『失われた時を求めて』を、作中の絵画論や登場する絵画、
絵画を彷彿とさせる情景を手掛かりにして読み解く。
プロローグ
『失われた時を求めて』の構成
本書で言及される『失われた時を求めて』の人物と地名(...
前提知識は要らない、とあるが、やはり、『失われた時を求めて』を読んでから、または読みながら、というのが臨場感があって良いと思う。
カラー図版はきれい。マネの『アスパラガス』はいい絵だなぁ。
岩波文庫本編にもある程度絵画が掲載されているので、本編を読んだ事のある人には、本編が長いだけに復習にもなるが、読んだことのない人がこれだけを読んで作品が分かるかというと、分かりえないと思う