
地球温暖化にエネルギー不足、森林伐採など、人間がかかえる問題は数え切れない。都市が自然と対立し、人間や人工物が地球環境にとって破壊的な存在となってしまったのは、文明が「進歩」しすぎてしまったからでは決してなく、我々の文明技術と社会技術が「未熟」すぎたからだ! しかし、このような無知の知に気づけば、地球のデザインはもう少し調和的で美しいものへと進化しうるはずだ。本書では「太陽系エネルギー文明」へとシフトする現実的な可能性、気候変動に対する「脆弱性」の克服、20世紀型のグローバリズムにかわる新たな「地球大の連携のメリット」を主張する。発想を転換させ、地球の目線で物事を見ることで、解決策は見出せる。今後生まれ来る子どもたちに、地球の危機や人間の愚かさだけではなく、地球という星のありがたさや、人間が果たしうるポジティブな役割について語って聴かせてやれる環境づくりへのメッセージ。
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2025/4/30 23:59 まで有効
「Voice」でこの人の論文を読み、「これはすごい」と感じていた。新書とはいえ、さらにまとまった形でこの人の未来ビジョンに触れられて、まずは幸せだ。
一言で言えばエコロジー派なんだけど、独自の選別眼...
キーワードは,「エネルギー」「フードマイレージ」「ウッドマイレージ」「バーチャルウォーター」といったあたりでしょうか?極めて明快な世界観,環境観が述べられていて,個人的に極めて感銘を受けました.これか...
著者の竹村真一氏は、文化人類学・情報環境論を専門とする京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program(地球時代にふさわしい新たなメディア・プラットフォームづくりを目指す実験プロジェ...