
新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。
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2025/3/31 23:59 まで有効
「2021年4月29日」が「第1版第1刷」となっているが、入手した本は「2021年6月3日」の日付が在って「第1版第5刷」となっている。短い期間にドンドンと増刷された「話題の一冊」ということになってい...
正直、タイトルから小難しそうで面白くなさそうかな、と思いつつ読み始めたのだが……ところが、これがどうしてなかなか面白いではないか。
まるでSFを読んでいるような感覚。動物毎に異なる胎盤の解説。胎盤...
進化論で言われる「突然変異」の仕組みの解説があります。
進化論は「突然変異」と「自然淘汰」の二本柱ですが、
今まで「自然淘汰」についてはよく説明されていましたが、「突然変異」は曖昧に「紫外線をあびて...