孟夏の太陽

孟夏の太陽

宮城谷昌光

880円(税込)
6

為政者の徳とは何か。現代にも通じる王と宰相の関係を描く長篇!古代中国・晋の宰相として国を支え続けた趙一族の盛衰を、歴史と運命への透徹した視点をもって描いた初期の傑作長篇。中国春秋時代の大国・晋。この国の重臣を代々務めた趙一族。太陽 の如く酷烈な趙盾、族滅の危機に瀕した趙朔、名宰相・趙武、王子 朝の乱を鎮定した趙鞅、その子趙無恤……。二百年にわたる一族の興亡を、透徹した歴史観と清冽な筆致で描いた著者初期の傑作。指導者に求められる「徳」のありようをめぐる物語。解説・平尾隆弘※この電子書籍は1994年に刊行された文春文庫の新装版を底本としています。

みんなの感想
ジャンル
歴史・時代
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
提供開始日
2020/1/4

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く