Vesta(ヴェスタ) No.124

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Vesta(ヴェスタ)編集部

680円(税込)
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身近な食から深奥な世界に迫る! ●【特集】食の装い● 特集アドバイザー/朝倉敏夫(国立民族学博物館・総合研究大学院大学名誉教授)● 「人間はなぜ装うのか」。● 衣の装いでは、その答えは「肉体を外部から保護するモノとしての機能(身体の保護)」と● 「着るヒトの存在を社会的に表象する記号としての機能(他人の視線)」の二つである。 ● では、食の装いではどうだろう。食の装いとは、どのようなときに、どのような形で、● なぜおこなわれるか。それを知るのが今回の企画だ。 ● ハレの日に晴れ着を着るように、世界では、特別な日にどのような食の装いをするのか。● 東アジア、東南アジア、中東、ヨーロッパ、南アメリカの事例とともに、一見「装い」とは● 縁遠いと思われるアフリカの事例をみてみたい。● また、すしと懐石料理に代表される日本の料理は、まさに「目で食べる」といわれる。● その真髄はどこにあるのだろう。● 加えて、ヨーロッパとアジアにおけるお菓子の装いにも目を向けてみよう。 ● 食の装いは時代とともに変わる。すでに定着した感のある「インスタ映え」の現象や、● 食の装いに活用されるAI技術についても探ってみたい。●<特集>●I 海外編● 1.韓国の伝統的な食の装い―プジムハゲ(もりだくさんに/ 朝倉敏夫● 2.現代中国人のハレの食卓/劉 征宇● 3.東南アジアのオープンハウス―もてなす心が食の装いとなる/石川智士● 4.装うご飯の移り変わり インドネシアのトゥンパン/阿良田麻里子● 5.トルコの食と食卓の彩り―多様な地域性と日常・非日常―アイスン ウヤル 槙林● 6.フランス料理と非日常空間の演出―八木 尚子● 7.イースターの食卓からみるブルガリア人の世界観と美意識/マリア・ヨトヴァ● 8.文化のるつぼ、リマのクリスマスディナー● /サウセド・セガミ・ダニエル・ダンテ、丸岡真紀穂● 9.エチオピアの食習慣とハレの装い/上村知春● [コラム]装わないごちそう/小松かおり●II 日本編● 1.すしの「装い」〜「ごちそう」の枠組み〜/日比野光敏● 2.<編集部インタビュー> 料理人にとっての「食と装い」/小室光博●III 菓子の装い● 1.西洋における菓子の装い―カレームを中心に/南 直人● 2.アメと、アメを包むもの/加部勇一郎●IV“装い”の話題 ● 1.「#ハッシュタグ」の魔力―「インスタ映え」のメカニズムを探る/藤本憲一● 2.食の装いの心的機能とAI技術の適用/和田有史、山寺 純●特集まとめ 「食の装い―装飾、装置、包装をキーワードに」/朝倉敏夫●<連載> ● ☆歌舞伎のレシピ(第4回)「腹が減っては忠義はできぬ」/堀越一寿 ● ☆大食軒酩酊の食文化(第54回)「ラーメン鉢の雷紋」/石毛直道● ☆ミクロネシアの島の暮らしと食(第3回)「魚介類」/山本宗立● ☆文献紹介 田村典江/クリストフ・D・D・ルプレヒト/スティーブン・R・マックグリービー● =編著『みんなでつくる「いただきます」―食から創る持続可能な社会』/岸上伸啓●

ジャンル
趣味・実用誌
出版社
味の素食の文化センター
提供開始日
2021/10/12
ページ数
80ページ

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