松井石根と南京事件の真実

松井石根と南京事件の真実

早坂隆

896円(税込)
5

“大虐殺の首謀者”として裁かれた軍人は中国を深く愛していた。ついに明らかになる南京戦の全貌──。折り重なる屍体。過酷な戦場の現実。押し寄せる日本軍に中国軍司令官は逃亡する。軍律に厳しい松井と血気にはやる師団長の確執。中国便衣兵の無法と日本兵の混乱……。その時、南京城内で何が起きたのか? 南京事件の罪を問われ東京裁判で処刑された松井石根を、中国人は今も「日本のヒトラー」と呼ぶ。著者はこの悲運の将軍の生涯を追いながら、いまだ昭和史のタブーとされる事件全貌の解明に挑む。【目次より】第1章 日中友好論者への道第2章 大亜細亜協会の台頭第3章 上海戦第4章 南京戦第5章 占領後の南京第6章 興亜観音第7章 東京裁判最終章 歿後

ジャンル
ノンフィクション
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春新書
提供開始日
2019/07/19

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