満州からの引き揚げ 遥かなる紅い夕陽

満州からの引き揚げ 遥かなる紅い夕陽

1915年(大正4年)、長野県の養蚕農家に生まれた木沢玲子が残した3冊の手記をもとに描かれた、木沢家の数奇な満州からの引揚げの物語。1929年(昭和4年)に始まった世界恐慌の余波で、贅沢品である絹製品は買い控えられるようになり、養蚕農家は大打撃を被った。ことに養蚕農家が県下の80%を占める長野県の疲弊は深刻で、折しも国策として新天地「満州」への移民が奨励されていた。そんななか、玲子のもとに奇妙な縁談話が持ち掛けられるのだが……。筆舌に尽くし難い満州からの引揚げ体験を、同じ満州からの引揚げ経験を持つ漫画家・森田拳次が描く。

ジャンル
青年マンガ
提供開始日
2019/07/31
ページ数
71ページ

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