この国のかたち(五)

この国のかたち(五)

司馬遼太郎

679円(税込)
19

「葦原の瑞穂の国は神ながら言挙げせぬ国」(万葉集)――神ながらということばは“紙の本性のままに”という意味である。言挙げとは、いうまでもなく論ずること。神々は論じない。――神道や朱子学はわが国の精神史にいかなる影響を与えたか。日本人の本質を長年にわたって考察してきた著者の深く独自な史観に基づく歴史評論集。

ジャンル
エッセイ
出版社
文藝春秋(文芸)
掲載誌/レーベル
文春文庫
提供開始日
2019/4/15

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