
日本を代表する文豪・夏目漱石。明治という日本の夜明けとともに、時代の精神を文学へ昇華させていった近代百年最大の国民的作家は、じつをいうと、損をしようが曲がったことが大嫌い、皮肉屋でありながら情にあつく、うるさい世間はご免蒙(めんこうむ)るがほっておかれるとさびしい、胃炎は怖くて仕方がないのに甘味はついつい盗み食い……という、人間味まるだしの人なのであった。その49年(作家生活はわずか10年!)の生涯に残した「作品」「手紙」「俳句・漢詩」などの名言・迷言からは、愛すべき我らが隣人の姿が浮かび上がってくる。明治は遠い日々ではない。ふり向けば、私たちのすぐそこに漱石の「こゝろ」は息づいている。
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2025/3/31 23:59 まで有効
「隣から、また甲高い声が聞こえてくる。今日は奥さんを叱っているのだろうか、いや、一番下の子供だろうか・・・まったく、あんなにがなり立てなくてっても良さそうなものなのに。・・・(略)・・・それにしても、...
夏目漱石とはどういう人物であったのか。をいろいろな
面で語られている本。
胃炎がひどく、癇癪持ちで甘いものが好きで、難しい気質
子ども達へ思い。弟子や友人との付き合いかた。
奥さんの苦労などなど。。。...