死者の書(下)

死者の書(下)

時は八世紀半ば、奈良の都・平城京が栄えた頃。二上山の峰の間に、荘厳な俤びとの姿を見た藤原南家の娘――郎女は、館から姿を消し、女人禁制の万法蔵院に入り込む。「姫の咎は、姫が贖う」――長期の物忌みに入った郎女の元に、五十年前、謀反の罪で斬首された滋賀津彦の亡霊が現れる。その、白玉が並んだような、白い骨ばかりの指を見た郎女は――。日本民俗学の基礎を築いた折口信夫の傑作小説を、近藤ようこが初読四十年にして、宿願の漫画化。古代へと誘う魂の物語、完結の下巻。

ジャンル
青年マンガ
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
ビームコミックス
提供開始日
2016/4/25
ページ数
201ページ

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】314円(税込)で購入できる! 6回利用可能

値引き額上限に達しています。

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/12/31 23:59 まで有効

同シリーズ