―昭和史発掘―開戦通告はなぜ遅れたか(新潮新書)

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斎藤充功

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「卑怯な騙し討ち」、米国では未だにこう呼ばれる真珠湾攻撃。開戦通告文を米国に提出するのが、攻撃開始から五十五分遅れたためである。これまで遅延の原因は、野村吉三郎大使をはじめ駐米日本大使館の怠慢とされてきた。しかし野村大使らの行動には多くの謎が残されていた。実は、日米開戦がなされたまさにその時、野村大使らはある陸軍大佐の葬儀場にいたのだ。――新庄健吉、謎を解く鍵は全てこの男の死にあった。

ジャンル
ノンフィクション
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮新書
提供開始日
2014/06/20

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