幻年時代

著:坂口恭平

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    四歳の春。巨大団地を出て、初めて幼稚園に向かった。この四〇〇メートルが、自由を獲得するための冒険の始まりだった。忘れたランドセル、家族への違和感、名づけの秘密……。錯綜する記憶の中で、母に手を引かれ、世界を解明する鍵を探す。生きることに迷ったら、幼き記憶に潜ればいい。強さと輝きはいつもそこにある。稀代の芸術家による自伝的小説。

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    • 2018/07/11Posted by ブクログ

      坂口恭平の他の小説を読むにつけ、これは一つのステップとして描かれるべき作品だったと感じた。とても個人的な物語だけれども。
      兄「坂口恭平」は意地悪である。素直な弟が所有する、弾の入っていないエアーガンを...

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    • 2017/01/25Posted by ブクログ

       僕の幼年時代。それは幻の時間である。


       小学校よりも前、あの頃の自分がしていたこと、何を考えていたか、どうやって生きていたのか。
       ほとんど記憶がない。
       記憶を手繰り寄せると、最初に出てくるの...

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