第七の天

第七の天

牧 逸馬

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牧逸馬は、昭和初期文壇に彗星のように現れ、30代半ばという若さで急死した。当時〝文壇のモンスター〟と称されたマルチ作家。人間の深奥の怪異な世界を写しとった『世界怪奇実話』の他、谷譲次名でアメリカ放浪物を、林不忘名では『新版大岡政談』で怪剣士・丹下左膳を創作するなど、ほとばしる才気を発揮した。本作品は、ミステリーというジャンルに入るものだが、怪異とナンセンスの渾然一体が魅力の作品群。表題作の他、爪/窓の凩/死三題/闇は予言する/上海された男/七二八号囚の告白/神々の笑い/七時○三分/等を収録。解説・中島河太郎。

ジャンル
文芸
出版社
インタープレイ
掲載誌/レーベル
現代教養文庫
提供開始日
2005/10/28
ページ数
365ページ

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