
「糖尿病」に始まり、61歳にして「肝硬変」の宣告。くわえて「食道がん」「胃がん」を発症。襲いかかる病を、いかにして強力な生命力にしたか。初書き下ろし自伝小説。糖尿病からアルコール性肝炎。医師の禁酒勧告もなんのその、毎日四合六合と酒を飲み続けた道太郎。80以下が正常値のγ-GTP検査の数値、4000台をたたき出す。それから1年、61歳にして「肝硬変」を宣告される。くわえて「食道がん」「胃がん」が身体を襲う。取り囲む献身的な妻、親思いの娘。美しき女友だち、犬…。そんな闘病中、自身の身体が起こす奇跡も知る。重なる病にたじろぎながらも、病をエネルギーに生命を燃やす自伝的小説。
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2025/3/31 23:59 まで有効
酒は百薬の…と言うが、飲み過ぎだよ高橋先生。
でも、私も一緒。天国で浴びるほど飲んでね。もう死ぬこともないですから。
本書は三千綱さんの自伝小説である。基本的には岩波書店から出た『作家がガンになって試みたこと』と内容はかぶっている。つまり、十二指腸潰瘍で胃の3分の2を切られ、糖尿病になり(これがあったか記憶が定かで...