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誰か故郷を想はざる

誰か故郷を想はざる

著者:寺山修司

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「おまえは走っている汽車のなかで生まれたから、出生地があいまいなのだ」。一所不在の思想に取り憑かれた著者は、やがて母のこの冗談めいた一言に執着するようになる。酒飲みの警察官の父と非嫡出子の母との間に生まれて以来、家を出、新宿の酒場を学校として過ごした青春時代を表現力豊かに描く。虚実ないまぜのユニークな自叙伝。

ジャンル
ノンフィクション
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
角川文庫
提供開始日
2014/7/4

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レビュー

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レビューコメント(14件)

  • 2021/1/19

    寺山修司の文章からはいつも湿った土と血の匂いがする。それがたとえ美しい詩であっても、その匂いは隠しきれない。雑多な、無秩序に犇めく人の群れ、あるいは何も無い、遠くに望む山と田畑、畦道が続く長閑すぎる田...

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    Posted by ブクログ
  • 2011/5/10

    切ない刹那。故郷がないと嘘ぶくやつの、生命をめぐる抒情詩。父の銃口向かう先にアナーキズムと努力を感じる。太宰よりも軽く、安吾よりも伝わる青春讃歌は思い出したいというより、思い出すべき。悲しみから得られ...

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    Posted by ブクログ
  • 2007/7/21

    いいなあ。なぜか夏の暑い空気と田舎の夕暮れを思い出す。無骨だけどパワーのある文章、語彙のセンスに惹かれます。

    Posted by ブクログ
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