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背中をなぞる熱い指先は、感じたことのない至福を導いてくれる――カラダの芯から甘く震える刺激は、カレ以外とじゃ得られない!?出会いは大手企業のクルーズ船でのパーティー。私はコンパニオンとして、彼は若手のエリートサラリーマンとして。私が求める「仕事も趣味もセックスも一流な男」に、まさしく彼はぴったりだった。もっとも、セックスについては一夜を共にした結果論だったけれど…。彼は生活臭のしない不思議な男性で、でも、私の積極的なアプローチに押される人間味もあって、彼となら結婚だってしたいと思わされるほどに惹かれていたのに…。「僕には行かなければならない所がある。君のことは生涯わすれない」ある日突然、彼は私の前から姿を消して、どこかへと溶けてしまい――
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