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田村順子は、戦時中、巣鴨に生まれたが、疎開先の信州で父親を亡くし、姉とともに池袋の叔母のもとに預けられた。高校生になると姉とアパートで暮らし始めたが、信州で暮らす母を呼び寄せて一緒に暮らしたいと思っていた。そして運命に導かれる様に順子は銀座の「妃」でホステスとしての人生を歩み始める…。功成り名を遂げた男たちが集う日本一のネオン街・銀座で、当時24歳で“銀座最年少ママ”と話題を集め、それから半世紀以上に渡り政財界やスポーツ界などから愛され続ける“クラブ順子”の田村順子ママの半生を描いた物語。