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昭和初期――モダンな都市文化が花開いた時代、一人の令嬢は初めて恋を知る――女学校に通う17歳の令嬢・祥子(しょうこ)は、望まない縁談話を断るために、婚約者にある無理難題の条件を突きつけた。それは、祥子も大ファンである、正体不明で新進気鋭の画家・四方冬人(よもかたふゆひと)に、《祥子が気に入る絵画を描くよう依頼する》というものだった。だが、なんと婚約者はその条件を飲むと言っているようで…!? ゆううつな気分で、祥子が画廊に飾られた冬人の絵画を眺めていると、ある放蕩男と愛人の痴話喧嘩に巻き込まれてしまう! お詫びにと男の邸宅に招かれた祥子は目を疑うことに。あの放蕩男の正体は、まさか四方冬人、本人――!?
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