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今も思い出す、義父と母との濃密な夜の交わり…。母が亡くなった後も、血のつながらない義父と暮らす小春。義父の啓護に父親以上の何かを感じながらも、「私ってファザコンなんだ」と思っていた。だけど、小春のアルバイト先で、出会ったパティシエ大地と付き合うようになって、啓護との「親子」関係が揺らぎ始める…。大地は、小春をクリームで包むように、甘くとろけるように抱き、体のすみずみまでを愛で、愛撫する。そんな大地の愛情に溺れながらも、小春の想いは…。禁断の扉が大きな音をたてながら、今開く。
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