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18年前のあの日、私は最愛の人を失った――。アイスクリームショップの店長代理として働く野田未来(34)は、事故で死んだ恋人・聡のことが忘れられず、18年間、彼だけを想い続けていた。ところが――「いつになったら俺と付き合ってくれるんですか?」そう、バイトの高校生・篠崎朔太郎(18)に迫られ、心が揺らぐ。朔太郎は、なぜか亡き聡と同じ仕草でキスの前に頬をそっと撫でてくれて。それは、強引だけど優しい、私の大好きだった彼の仕草で……。朔くんはまだ未成年で、私には忘れられない人がいる。そうわかってはいても、大好きだった聡に似ている朔太郎を拒むことができず、未来は彼と一夜を共にする――。「俺、未来さんの全部…知ってるから」彼はそう言って、聡と同じ抱き方で未来を抱きしめて……。
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