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魔女ニグラスは死の淵に立っていた。傍らには剣を持った英雄アストール。『嫌われて殺されるのが魔女(わたし)の運命? このまま死ぬなんて冗談じゃない――!』ニグラスが目を覚ますと、横には生まれたばかりの赤ちゃんが泣いていた。その赤子はニグラスを殺す運命を持った英雄アストールだった。アストールが赤ちゃんの時まで時間を遡っていたのだった!赤ちゃんの可愛さに心揺らいでしまったニグラスは、今殺してもつまらないから、という理由で育てることにするが…!?
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