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「欲しくて欲しくてたまらなくなってしまうんです」私は心療内科医をしている。今回の患者は木山抄知子。26歳の主婦。銀行員とお見合い結婚して、買い物依存症でカード破産。なぜか赤い物ばかりを買いあさり「欲しいものを我慢した時は、たまらなく惨めで、悔しくて……“負けた”っていう気がして」という彼女の心には、幼いころの悲しいトラウマが隠れていた――【表題作と『悲鳴 ストーカー被害者の声』『愛依存 寂しい女のトラウマ』『~彼に愛されたい~もう独りには戻らない』が収録されています。重複購入にご注意ください】
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