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魔族に虐げられていた人間を救うべく、聖女と呼ばれる1人の聖魔法使いが建国した人間の国「ヒュストリアル国」。建国から500年が経ち、発展し力を付けたヒュストリアル国では、かつての立場は逆転し、人間が魔族を虐げる事態になっていた。「建国の聖女」の生まれ変わりである今代の聖女・マヤは、魔族を虐げる人間社会に呆れ果て、ある考えを思いつく。「――そうだ。人間、滅ぼそう。」人間社会を滅ぼすため、魔王と手を組もうと思い立ったマヤは、魔王の住まう城に押し掛けたのだが、そこにいたのは、歴代一の魔力を持ちながらも、泣き虫で臆病な魔王・ニュイで……。「滅ぼすなんて、かわいそうだろ?」破天荒聖女と気弱な美人魔王が織りなす、ドタバタ異世界コメディ!
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