僕らのミクロな終末 (全巻)
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「世界が終わるまで、あと10日ーー。」稀代のストーリーテラー・丸木戸マキが紡ぐ、異色の終末 × 恋愛ヒューマンドラマ!あと10日で、巨大隕石が地球に落下する。限界人生を送る社畜サラリーマンの真澄は、せめて残された時間を穏やかに過ごしたいと母校の大学図書館を訪れる。そこで10年ぶりに偶然再会した男・律は、かつて真澄を裏切り傷つけ、いまの底辺生活の元凶となった「この世で一番会いたくない昔の男」だった…。律はそんな真澄に、楽に死ねる薬を渡す代わりに死体処理を手伝ってほしいと、とんでもない話を持ちかけてくるがーー?
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レビュー
レビューコメント(12件)
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ずっと気になってて安くなったので購入。いやもう定価で買ってと自分を叱りたい。
最初から最後までグイグイグイグイ惹きこまれて、あっという間に読み終わった。
ここからどうなるんだろう、結末は?と気になって...
上下巻の二冊(+番外編)だけに収めた話とは思えないくらいディティールと読み応えがある作品でした。
オメガ・メガエラの時も思ったのですが、丸木戸先生ってあらゆる小ネタや伏線を引いてきっちり完結させてゆく...
過去の大好きだった彼氏なんて、なんでもない時に会うだけでも心揺さぶられてたまらないのに、あと少しで地球滅亡なんていうそんな時に一緒に過ごすなんて!そりゃ訳わかんなくなるよね。受けちゃんの気持ちに感情移...