金田一少年の事件簿 (26~30巻セット)
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12年もの歳月が生み出した、憎悪の化身「巌窟王」。その復讐に手を貸し、さらに金田一一(きんだいち・はじめ)を陥れようと画策する者こそ、あの「地獄の傀儡師(くぐつし)」高遠遙一であった。高遠の挑発に応えるべく、はじめは混沌都市・香港へと渡った。高遠が仕掛けた罠にはまり、数々の殺人容疑をかけられるはじめ。ついには、明智警視をその手で刺してしまう場面を、美雪たちに目撃されてしまう。はたしてはじめは、高遠の最大の謀略を切り抜けることができるか?宿命の二人に、いよいよ決着の時が迫る――!!
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レビュー
レビューコメント(6件)
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「あなたも安らぎを得て嬉しいでしょう? もっとも、犯罪者の『死後』に、安らぎなんてものがあればの話ですがね……!」
────地獄の傀儡師を追って舞台は香港へ。
そこで起きた、奇妙な催眠術を使う奇術師と...
「第一期最終章」というだけあって、復讐に燃える「巌窟王」、高遠との対決など読み応えがあった。自分だったら、洞窟に閉じ込められてたら、数日で諦めてしまうかな…
終わりといいながら、シリーズはまだまだ続く...
香港で追われる身となった金田一少年と地獄の傀儡師との対決。
洞窟での殺人で犯人が分かるが、巌窟王としているから敢えて活劇風に分かりやすくしてくれているのだろう。