時は大正85年。贋作家・滝川連の一人娘の明は、父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れた。
そんな明を出迎えたのは、金髪碧眼で超美形な異国の公爵様! 明は、形見を譲ってもらうかわりに、公爵がアンティーク貿易の取引で日本にいる間、お嫁さん役をすることに。
最初は契約だけの関係だった二人だが、滝川連の事件を調べるうち、お互いを想いあうようになり、ついに両想いに! しかし身分違いの二人の前には立ちはだかる壁が次々と現れる。
そんな中、滝川連と幼い頃の明を知る浅井藤間という人物が現れ、公爵へ復讐を宣言する。
藤間の企みを追ううち、やがて事件の真相へと……。
『大正ロマンチカ』©小田原みづえ/JIVE・ネクストF