集英社のマーガレット・別冊マーガレット創刊60周年を記念し、懐かしの名作から話題の新作までを大特集!
さらに作家陣6名が選ぶ「思い出のシーン」は必見! 書店員が胸キュンした60シーンも掲載中です。
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初めてのシチュエーションに、超ドキドキ
マンガ人生で壁ドンも顎クイもやりつくした感があった中で「(ほぼ)裸で押し倒す」というシンプルだけど破壊力あるシチュエーションに、超ドキドキしながら挑戦しました。以来、隙あらば長男を脱がす相談を担当さんとよくしていた気が…。別マなので、裸だけどエロくなりすぎないよう、爽やかヘルシーさを意識して描いております。9巻収録の体育祭ではゴリラの称号も与えられ、強くなったなあ…としみじみ思ったりもしたり。裸最高。
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好きになった、その「瞬間」
このシーンは日和が佑菜のことを「好きになった瞬間」です。この前に日和は佑菜と出会っていますが、彼女のことを同じ高校の先輩だと勘違いをしてずっと探し回っていました。会いたいのに、会えない。そんな状況が続く中でやっと出会えた。日和の気持ちが劇的に変わったその「瞬間」をどのように絵で表していいのか、とても悩みながらも彼の気持ちを大事にしながら描いたことを覚えています。
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悪に振りきれた瞬間
憂奈はもともと怖いところのあるキャラクターではあったのですが、「言うことを聞く」誓いを試すみたいに、夏瑚の服をハサミで切るのではなくって、夏瑚に自分で服を切らせるこのシーンは、完全に悪に振りきれた瞬間でした。1話にバケツの水を自分でかぶるエピソードがあって広告でもたくさん使っていただいたのですが、そのシーンと比べてもキャラを出せたかなと感じていてお気に入りだし、大事なところになったと思っています。
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「そのうちね」
物語後半の一コマなのですが、ここまでくるのに紆余曲折あった2人なのでラブなシーンを描けて感慨深かった思い出があります。膝に乗っているくまちゃん大活躍の回でお気に入りです。なにが「そのうち」なのかは、ぜひ読んで確かめてみてください!
※2023年7月時点で連載中の作品を掲載しています。
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森月あめ
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竹内文香
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小森みっこ
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日下あき
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里中実華
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原作:佐藤ざくり 作画:吉田夢美