<あらすじ>世界で1、2位を争うくらいに暴力的な美貌を持つかおちゃん。ちょっぴりドジなのがたまにキズだけど、そんなことはこの美貌の前ではなんの影響力も持たないってことは、みんなの常識だよね?
<みどころ>「昨日寝てないからつれーわー」でお馴染み地獄のミサワ先生によるギャグ。カワイイドジっ子かおちゃんを始め、奔放でどこか「イラッ」とさせるナイスキャラが続々登場。欄外にまでキャラ紹介や名言が描かれていて楽しめます。顔のパーツが中心に寄っているとなんとなくウザくなる、というのは21世紀最大の発明なのではないでしょうか…。性にめちゃめちゃ奔放なてっぺーのお母さんが好き。
<あらすじ>【ページ数が多いビッグボリューム版!】天才科学者(?)の則巻千兵衛が作った人間型ロボット・アラレちゃんが暴れまくるパワフルGAGワールド! ペンギン村を舞台に、個性あふれるキャラクター達が続々登場!
<みどころ>『DRAGON BALL』と並ぶ、鳥山明の代表作。1980年代前半、この『Dr.スランプ』が読みたくて「週刊少年ジャンプ」を買っていた、という人も多いのではないでしょうか。そのくらいアラレちゃんは衝撃的でしたね!地球をパッカンしちゃうし太陽をモリで刺してしぼませちゃうし(それで夜になるのも斬新でした)、ぶっ飛んだストーリー当時超話題になりました。そしてアラレちゃんが今見てもとってもかわいい!ふと読み返したくなる一作です。
<あらすじ>昔々ある所にジジイとババアがいました。二人は、史上最強のサル&天下無法の暴れん坊の山田太郎にたいそう手を焼いていました。そこへ現われたのは旅の僧・玄じょう。人智を超えた二人の戦いは意外な展開に…!? あの名作冒険ギャグ漫画がジャンプコミックス時のオマケページを収録し、登場!
<みどころ>言わずと知れた漫☆画太郎先生の名作。おならで空を飛ぶほどの強い妖術を持ち、暴虐の限りを尽くしていた山田太郎は、玄じょうによって少年の姿に。嫌がりながらも天竺を目指しますが…。ウンコにババアにコピーネタに、漫☆画太郎エッセンスがこれでもかと詰まってます! 2016年に松山ケンイチ主演にて衝撃の実写映画化も果たし、連載当時を知る人も画太郎先生は初めてという人にも読んでほしい一冊です。
<あらすじ>【シンプルな絵で見せるショートギャグ!】巨大怪獣「ゾウラ」襲来! ビル街へ上陸した彼らだが、基本的にはでっかくなった象。果たしてその対処法とは…!? 「~~ラ」シリーズや、おとぎ話の登場人物が集団になる「集団」シリーズなど、キレ味鋭い小ネタを多数収録! 「週刊少年ジャンプ」巻末を賑わせた傑作ショートギャグ、第1巻!
<みどころ>シンプルかつ味わい深いタッチに、当時ハマった読者も多いのでは? 「週刊少年ジャンプ」で本作が連載されたのは90年代半ば。友情・努力・勝利をテーマとするアツい作品が目白押しの中、まるでメインディッシュだらけのコースの途中で差し出されるお茶のように、ひっそりと、しかし、確実に独自の存在感を放っていました。クセになるショートギャグの数々に中毒注意です!
<あらすじ>わかめ高校2年生の花中島マサル。彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員はフーミン・真茶彦・キャシャリン・スーザンの4名。ちょっとおかしな部活が、今日も展開され!?
<みどころ>その斬新さから当時社会現象を巻き起こした名作。唐突な話の展開、変わりまくる絵柄、独特の言葉遣いのセンス、可愛いけど怪しさ満点のメソ…。まさに不条理ギャグ漫画の金字塔です。「どすこい喫茶ジュテーム」「恥ずかし乙女」「ボスケテ」などのネーミングセンスに感動し、メルアドなどにしていた想い出が…。何度読み返しても色あせない世界観です。
<あらすじ>古今東西のネタを盛り込んだ、めくるめくギャグマンガ登場。うすた京介先生を始め各界から絶賛を受けたヘンテコワールドがキミの臓腑をじわじわ刺激する! 伝説の読切「夢―赤壁の戦い―」「青春のしたたり」も収録!
<みどころ>老若男女、松尾芭蕉から謎のインド人ガイドまで色んなアクの強いキャラクターが登場し、シュールでじんめりとブラックな(体がすごいくさいとか)ギャグがたまらなく笑えます。大体一話完結なので何巻から読んでも大丈夫。ツボに入るとウフフッとかじゃなく声を出して悶絶してしまうので電車で読むのは厳禁です!
<あらすじ>西暦300X年、全世界を支配する皇帝は、国民全てをボーズにすべく「毛狩り」を開始! そんな世に一人の男が現れた! その名もボボボーボ・ボーボボ! 究極の拳法「鼻毛真拳」を使う彼こそ、救世主だといいな!?
<みどころ>マルハーゲ帝国に支配された地球。襲い来る毛刈り隊から全人類を守るべく、鼻毛真拳奥義の使い手ボボボーボ・ボーボボが立ち上がる――。流れを全く読めないストーリー、ぶっ飛んだノリのぶっ飛んだキャラ達、これぞカオス! 今なおハジケ続けるギャグの数々は何年経っても頭から離れません。声優陣の豪華さで話題になったアニメは放送から15周年を迎えた2018年まさかのBlu-ray化! SNSで話題になりました。私もハンカチに「ぬ」を描き込んで持っていたな…。
<あらすじ>花のお江戸に暮らす青年武士・磯部磯兵衛の夢は立派な武士になること。そのため武士道学校に通い、日々精進…する予定!?実際は励まず学ばず勤しまず、ぐっだぐだな日々を送る磯兵衛の物語、幕を開けるで候。(『磯部磯兵衛物語』読切作品4本同時収録)
<みどころ>ある日のジャンプをめくったら浮世絵が載っていてビックリ。歴史もの?と思いきや超ゆるゆるギャグでした。江戸時代を舞台に、磯兵衛が春画にドキドキしたり、春画を熟読しているタイミングで母上が来たり、母上をクソババアと呼んだり。現代でもあるあるな男子の日常が描かれていてクセになります。個人的に磯兵衛を飼っていると思っているお犬様の死んだ目がツボです。
<あらすじ>妹の“うまる”は、容姿端麗! 文武両道! 誰もが羨む完璧JK。しかし、この美妹には、秘密があった!! 一度、玄関をくぐれば…あっちにゴロゴロ♪こっちにゴロゴロ♪“食う・寝る・遊ぶ”の干物妹ライフ!? 内弁慶の外美人! “うまる”の生態を追ったニュータイプ兄妹コミック待望の第1巻ッ!!!
<みどころ>これぞ誰もがうらやむ理想のグータラおうちライフ! 漫画やゲーム、楽しいものに全力を捧げ、好きな時に寝て、好きな時に食う! そして、あんなにやさしいお兄ちゃんがいるなんて羨ましい~! こんな生活してみたい! おうちバージョンのまんまる二頭身うまるちゃんが可愛すぎです!
<あらすじ>東京・渋谷、その片隅に一軒のとんかつ屋がある。その名も「しぶかつ」。三代目の揚太郎は、父・揚作のもと、なんとなく見習い修業を続ける毎日だった…。だがある日、とんかつを届けに訪れたクラブで、味わったことのない高揚感をおぼえる。そして伝説のDJとの出会いが、彼を本気にさせた。「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」――――これは、とんかつDJとして踏み出した少年の青春物語である。
<みどころ>この漫画は確実に新境地を切り開いた。だが、ギャグ漫画というカテゴリーに入るかどうかについては疑問を呈したい。何故なら、確かなDJシーンの描写と巧みな比喩表現の数々によって、全11巻を読み終わるころには「とんかつとDJって…同じなんだ…!!」と確信を持つことが間違いないからである。数多くのDJ仲間ととんかつ屋に支えられ、見事「とんかつDJ」として渋谷の街をアゲる揚太郎の雄姿、是非ともご覧あれ!