<あらすじ> 大手企業で勤務するクールビューティ、嘉山智秋。仕事ができて頼りになる後輩の斉木圭一のお見舞いに向かうと、そこにはいつものイケメンぶりが嘘のような隙だらけの後輩の姿が。その夜の出来事が、上司と部下であるふたりの関係を変えることに。失うことを恐れ、いつも他人に深く踏み込めないでいた嘉山だが、自分のことだけを見続けてくれる斉木に、あいつとならもしかして…という想いが芽生え始め――。
<書店員のおすすめコメント> 『いとしい、ということ』を読んで、「好き」という感情にもいろんな表現があるんだなぁとしみじみ思いました。その表情でそのセリフ言っちゃう…!?なシーンが至るところに散りばめられていて、心を奪われまくってしまいます。高崎先生は言葉の魔術師だと思います。はい。また、嘉山さんと斉木の関係も大変萌えます。仕事中は嘉山さんが上司で斉木が部下ですが、二人でいるときは立場が逆転して斉木が嘉山さんをどろっどろに愛しまくるという…ああたまらん!! ちなみに「Qpa」Vol.20&Vol.23に掲載されている『ひとときの恋ではなく』では、第2話で登場する橘さんが主人公のお話が読めます。こちらも要チェックですよ!
(Y.H/30代)