<あらすじ>ひとつ屋根の下で暴走する片思い 「隙みせたら容赦しねーから覚悟しとけ」 ――両親不在、血は繋がっていたり、いなかったり。ちょっとフクザツなお家事情の中山家は叔父兄弟と甥姪の4人ぐらし。それでも歪な「家族」は、なんとかうまくやってきた。――駿人(甥っ子)が優士(叔父)に好きと告げ、キスをするまでは。13歳のままならない恋心は、大人と子供の境目で、ついに暴走をはじめる。
<書店員のおすすめコメント>中学生の駿人の叔父・優士は、蒸発した駿人の親代わり。でも駿人は優士が好きで、それがキスしたい類の「好き」であることを半ば強引に伝えます。が、優士は腹違いの姉である駿人の母親のことが好きなようで…。お互いを思う気持ちは同じなのに、片方は恋情で、片方は家族としての思いで、お互い受け入れられず一方通行なままなのがひりひりします。 1巻ではまだまだ不安定で子供な部分が前面にでていた駿人ですが、巻が進むごとににどんどん男前に…!BLとしてはもちろん、家族の物語として続きが待ちきれません!
(A.A/20代/女)