「ディアプラス」（新書館）にて2013年～2017年にわたり連載された、宝井理人による大人気BLコミック。
潔癖症の城谷忠臣とカウンセラーの黒瀬陸が出会い、1から10の「抵抗がある行為」を実施していくことで症状を治療していくことになるが…。
「ちるちる
BLアワード2015」コミック部門ランキング第1位、「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2016」第1位、「このBLがやばい！」2016年度ランキング第1位。国内外で人気を博し、2018年にはスマートフォン向けゲームアプリがリリース。書店員の独断と偏見で選ぶランキングで、『テンカウント』をもっと楽しもう！
『テンカウント』読者に作中の好きなシーンアンケートを実施！
「あのシーンに感動した…！」「あの巻で泣いた…」などなど、完結したけど語りきれない！という思いをお寄せいただきました。
各シーンへの熱いコメントとともに、ランキング結果を大発表いたします！
このシーンのここが好き！
デートのお誘い一つでこんなにも悩む城谷さんがとても可愛いです！特に世間話を装って文面が長くなってしまうとことか、なれてない感じがすごくツボでした。悩みに悩んで無難な文面にできたと思っているけれど、きっと黒瀬くんにはこれだけ悩んだこともお見通しなんだろうな～と。初めて自分から誘おうと決心した城谷さんを応援しながらもほっこりしたシーンでした。(20代・女性)
黒瀬くんに「ありがとう」を伝えるべくスマホを手に取った城谷さん。でも黒瀬くんを誘う口実がなかなか思いつかず…。いつもきちっとしている城谷さんが寝転がったりセルフツッコミしたり、リラックスした姿が新鮮です♡
このシーンのここが好き！
それまでは黒瀬くんが主導権を握って城谷さんを翻弄しているような印象だったのですが、このシーンで初めて黒瀬くんの弱い部分を見られたので印象に残っています。また普段はクールで何事にも動じない黒瀬くんが城谷さんに対して弱々しくお願いしているのもとても新鮮で、思わず目頭が熱くなりました。(20代・女性)
初めて身体を繋げた日の翌朝、城谷さんは手帳に10項目目を書き込みました。そんな城谷さんに黒瀬くんはあらためて思いを伝え、「俺のこと捨てないでくださいね」と城谷さんを抱きしめます。初めて見せた黒瀬くんの"弱さ"にドキッとしたという声多数。
このシーンのここが好き！
囁く時のあの顔！(20歳未満・女性)
本当は黒瀬くんと城谷さんの萌えるシーンは他にもあるのですが、このシーンで黒瀬くんがどういう風に城谷さんを見ているのかがわかり、また植田に少し怒りを感じていたので「黒瀬くんよくやった!!ちょっとうらやましい」という気持ちにもなりました。(20代・女性)
不潔恐怖症になるきっかけとなった植田さんとひょんなことから再会。城谷さんが席を立った途端「二人で飲もう」と言い寄る植田さんに、にこっと微笑んでこの一言…！こんな風に囁かれたら確かに変な嗜好に目覚めそうです。
このシーンのここが好き！
気分の悪い城谷さんに黒瀬くんが倒れるなら俺か床かどっちですかと聞いた時に、黒瀬くんでいいですじゃなくて黒瀬くん『が』いいですと言ったところが凄く好きです(20歳未満・女性)
城谷くんのくろせくんがいいですの黒瀬が平仮名で幼い感じになってて可愛いのとなんといっても袖をぎゅっと掴んでて可愛い(20歳未満・女性)
「書店員が選ぶ"この城谷さんが尊い" ベスト10」でも第一位に輝いたこちらのシーン。城谷さんと黒瀬くんが身体的にも心理的にも一気に距離が近づいたワンシーンでした。「…くろせくん が いいです……」のセリフにキュンとしたという声多数！
このシーンのここが好き！
1巻からずっとテンカウントを応援させていただいていて、城谷さんがここまで黒瀬くんと出会った事で「したい」と自ら求めることが出来るようになったんだ.......と感動しました。黒瀬くんは恋を知っていたけれど愛をまだ知らなくて。城谷さんは愛を知っていたけれど恋を知らなかったのだろう…と1人で考えさせられる、そんなシーンでした。その後の「俺も黒瀬くんが大好きです」が二人の愛を物語っていて尊くて仕方ありませんでした…；；(20歳未満・女性)
城谷さんが自分から黒瀬くんにすると言ったときの積極的な姿にきゅんっ！としました。そのシーンで黒瀬くんが城谷さんに自分のものに何回もちゅっちゅとキスされているのに興奮しているところに萌えました!!(30代・女性)
「俺だって 黒瀬くんに… す 好きな人に欲情するんだって 解ってくださいね…」という言葉とともに、自ら黒瀬くんのものを口に含むシーン。握手もできなかった城谷さんの変化はもちろん、黒瀬くんの驚いた表情やその後の黒瀬くんのセリフも感慨深く、目頭が熱くなります…。
このシーンのここが好き！
城谷さんの表情がとっても可愛いところ。黒瀬くんのＳだけど甘くクールなところにキュンとくる。(20歳未満・女性)
言葉ではなく行動で示すことにより、城谷さんが黒瀬さんに支配されている感じがぞくぞくと伝わっていきます。また、その直後に城谷さんが黒瀬さんに心を許して抱きついて泣いてしまうことにより、城谷さんが普段よりも幼く見えてとても可愛らしいです。(20歳未満・女性)
停電でエレベーターに閉じ込められてしまった二人。電車で気分が悪くなったときのように黒瀬くんに助けを求めますが、今度は黒瀬くんの手にキスすることを求められます。自分の全てを見透かされていることを感じ、震えながらも唇を重ねた城谷さんを黒瀬くんは「偉いですね」と抱きしめました。「くろ 黒瀬くんを汚して ごめんなさい」と子供のように泣きじゃくる城谷さん。全てをさらけ出したこのときから少しずつ自分の本当の気持ちに気づいていきます。
このシーンのここが好き！
黒瀬くんが人前で泣くことがあまりなくそもそも感情を表に出すこと自体が少ない人にも関わらず城谷さんの前で涙を流したことに、城谷さんに対して本気で向き合って好きで好きでどうしようもなかったのだと改めて伝わってきたシーンだと思った。そのように思うと何回読んでもそのシーンで涙が止まらなくなってしまう。(20代・女性)
今まで冷静であまり感情を表にしなかった黒瀬くんが涙を流し、歯を食いしばるところ。(20歳未満・女性)
キスが嫌じゃなかったこと、黒瀬くんが好きなこと、不潔恐怖症が治らなければずっと一緒にいられると思ったこと。城谷さんの告白に、黒瀬くんは涙します。黒瀬くんが幼い頃から抱えていた孤独が城谷さんによって癒された瞬間が堂々の2位となりました。
このシーンのここが好き！
今まで読んだ漫画では最初にキスシーンからはいるものがほとんどだったけどテンカウントは最終巻でキスシーンの描写がありすごく心に残った。潔癖症の城谷さんにとってキスはすごく抵抗のあるもので絶対したくないという気持ちがある中、自分の気持ちに向き合い黒瀬くんのことが本当に好きだとしっかり受け止めたシーンでもあると思った！(20代・女性)
普段は押され気味な城谷さんが自分から気持ちを伝えようとしているところ(20歳未満・女性)
体を重ねることはもうすでにしているのに、キスだけは最後の巻で…という、読んでいる側にキスはまだなのか！と思わせる所がとても好きです。(20歳未満・女性)
５巻ではじめて肌を重ね、最終巻で初めてのキス、という今まで見たことのない構成。やっぱりテンカウントという作品は素晴らしいなと改めて思えました。(20歳未満・女性)
キスまで長い長い時間を必要としましたが、それだけにあのキスシーンは特別感もあり、何だか泣けるほどでした。。身体を重ねるよりもあのキスは城谷さんにとって難題であり、クリアする事がものすごく高い壁のように思えていたので、ふたりとも頑張ったなぁ～・・・と感じました。。(城谷さんが腰砕けになってたのも良かったですね～～)(20代・女性)
今まで身体は素直でもなかなか言葉にすることが出来なかった城谷にやっと初めて「好き」と言ってもらえて、無意識に涙が静かに流れ落ちる描写にとても心打たれた。やっと2人が心から信頼しあえる愛を手に入れられた瞬間に涙が止まらなかった。(20代・女性)
二人の初めてのキスシーンがダントツの人気でした～!!
「俺もう随分待ちましたよ」「一度俺とキスしてみましょうよ
ね」と畳みかける黒瀬くんに、城谷さんはほっぺにキスを…。（可愛すぎる）
最終巻にしてようやく迎えたキスがあまりにも尊かった…という声をたくさんいただきました。約5ページに渡るキスは、ぜひコミックスでご堪能ください！
アンケートにご協力いただいたみなさま、愛溢れるコメントをありがとうございました!!
©宝井理人/新書館
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