<あらすじ>新連載予告発表以来、日本中で話題となったあだち充新連載「MIX」。全あだちファン待望のコミックス第1巻がついに発売!舞台は明青学園。同年同月同日に生まれた同い年の兄弟とひとつ違いの妹。上杉兄弟の伝説から26年、運命の兄弟は今再び明青学園の扉を開く。そして、物語は始まる───
<みどころ>祝!TVアニメ化!
“あの夏”から26年。明青学園を長い低迷から引き上げるのは、立花投馬・走一郎の兄弟だ!
生年月日が同じ、ということで上杉兄弟と同じ双子かと思いきや、実は親の再婚で出会っているため血の繋がりはありません。
しかし、互いによきライバルとして切磋琢磨し野球を続け、今では行きぴったりの兄弟バッテリーに。明青をしょって立つ存在として、高等部に入学するやいなや注目の的となります。
投馬と走一郎の会話や行動が、上杉兄弟を彷彿させて『タッチ』ファンならどこか懐かしさを覚えるはず。そして、『タッチ』が南なら『MIX』は音美!走一郎の実の妹である彼女が、これぞあだち充作品のヒロインという体でとにかくもうかわいいんです。
果たして立花兄弟は、明青を再び栄光へと導けるのか?あだち充の最新作、続きがとても楽しみです。ちなみに『タッチ』に登場した懐かしいあのキャラもときおり登場しますので、ぜひ探してみてください!
<あらすじ>努力という言葉に縁のない兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する弟・上杉和也。二人は、双子の兄弟。隣の喫茶店「南風」の一人娘・浅倉南とは幼なじみ。三人の「青春」から、目が離せない……!
<みどころ>2018年の全国高校野球選手権大会は記念すべき第100回大会。この節目の年に、あだち充の代表作にして漫画史に残る不朽の名作『タッチ』がついに待望の電子版配信開始となりました!運命的なものを感じますね。
『タッチ』といえば、上杉達也・和也の双子の兄弟が、幼なじみである浅倉南の夢を叶えるため、明青学園野球部で甲子園出場を目指す物語。明青の将来のエース候補で女の子にモテモテで、優等生を絵にかいたような弟・和也と、自由気ままに好きな事だけをするやんちゃな兄・達也。正反対に見える双子の互いに対する想いや、南をめぐる繊細な心情などなど、野球だけではなく、高校生の青春模様がギュッと詰まっています。
そして、上杉兄弟のあまりにも突然で残酷な別れ。悲しみの中立ち上がり、和也のぶんまで懸命に投げる達也の姿に胸が熱くなります。
漫画好きなら一度は読みたい傑作。連載当時夢中だった方はもちろん、まだ読んだことがないという方も、どうぞお楽しみください!
<あらすじ>みゆきとみゆき。六年ぶりに再会した妹・みゆきと、同級生のみゆきちゃん。二人はとってもかわいいのです。だから、ぼくの悩みは増すばかり。抱き合って眠れたら…… もう死んでもいい!!
<みどころ>野球漫画のイメージが強いあだち充作品ですが、ラブコメも最高に面白いんです!
こちら『みゆき』は主人公の真人と、密かに想いを寄せる同級生のみゆき、そして真人の血の繋がらない妹・みゆきの三角関係を描いた、ちょっぴりエッチな作品。少し奥手な印象のガールフレンドと天真爛漫な妹、どっちの“みゆき”もとっても可愛くって魅力的です。
恋のライバルが登場したり、妹にちょっかいをかける男が現れたりと、ハプニングも多々起こりますが、ふたりの“みゆき”と過ごすなかで、どちらにも惹かれてしまう真人。物語のラストには、あっと驚く展開が待っています!
<あらすじ>下宿屋を営むおばの家から、明条高校に通うことになった“かすみ”。ところがそこには、同じ高校の四人の男子生徒が下宿! BFの克彦を一途に思うかすみだが、調子のいい下宿人・高杉勇作がなぜか気になって…。週刊少女コミック・昭和55年第2号より連載の青春コメディー!
<みどころ>『タッチ』や『みゆき』発表の少し前、1980年に当時の「週刊少女コミック」で連載していたのがこの『陽あたり良好!』です。
少女漫画誌とはちょっと意外な気もしますが、今作の主人公は、女子高生のかすみ。付き合いの長い恋人がいる身でありながら、下宿先「ひだまり」の風呂場で驚愕の初対面を果たした勇作のことが少しずつ気になっていってしまいます。
野球あり、ちょいエロラブコメ要素ありと、これぞあだち充!という魅力たっぷりの一作です。