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伊藤潤二

伊藤 潤二。1963年7月31日生まれ。1986年、ホラー漫画雑誌「ハロウィン」の「楳図かずお賞」に投稿し「富江」が第1回楳図かずお賞にて佳作入選し、その後デビュー。代表作は『富江』シリーズ、『うずまき』、『首吊り気球』など。2018年、『伊藤潤二傑作集』、『魔の断片』に収録されている作品がスタジオディーン制作でアニメ化され話題に。

(ゆー/25歳/女)

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伊藤潤二の全17作品を掲載!

富江の美しさから逃れることはできない
伊藤潤二傑作集(1~11巻)
表紙『伊藤潤二傑作集』 - 漫画
伊藤潤二傑作集(1~11巻)

<あらすじ>伊藤潤二傑作集の第1弾は、ドラマ化・映画化にもなった『富江』。デビュー作にして代表作。これを読まずして伊藤潤二を語ることなかれ。

<書店員のおすすめコメント>伊藤潤二先生が生み出したキャラクターの代表と言えば、やはり富江ではないでしょうか。伊藤潤二先生の原点でもあります。富江、とにかく美少女なのです、本当に。殺してバラバラにしてしまいたくなるほどに…。読めばきっとあなたも富江の魅力に憑りつかれてしまうことでしょう。そして、手を掛けてしまう。それでも、富江はこの世から消えはしないのです。富江は何度も何度も再生し、そして増殖していくのですから。ああ、頭から富江が離れない、離してくれない…。「富江」以外の作品もどれも傑作過ぎてたまらないっ!ホラーコミック界の鬼才が放つ恐怖名作集。伊藤潤二先生の描く美しくもグロテスクでどこかシュールな恐怖の世界に一度足を踏み入れみてはいかがでしょうか。

『伊藤潤二傑作集』コマ
この富江はどこから現れたと思いますか…?
禍々しいうずまきに引きずり込まれる
うずまき(全3巻)
表紙『うずまき』 - 漫画
うずまき(全3巻)

<あらすじ>女子高生の五島桐絵は、隣町の高校に通う斎藤秀一を駅に迎えに行く途中、路地に座り込んで壁をじっと見つめている秀一の父親を見つけた。彼は桐絵のあいさつにも気付かない様子で、壁にはりついたカタツムリの殻を見つめ続けていた…。新感覚ホラーの鬼才・伊藤潤二が描く、世にも不思議な恐怖の世界!!

<書店員のおすすめコメント>私は三半規管がとてつもなく弱い人間です。一回転しただけでふらふらに酔ってしまいます。そんな私が読むのに苦労したのが、こちらの作品。なんせ、ぐるぐるのうずまきが(タイトル通り)たくさん出てくるのです。舞台は”黒渦町”。この町で起こった奇妙な出来事、それは、うずまきの呪いに襲われたこと。どこもかしこもうずまきだらけ。伊藤潤二先生はこの絵を描いているときに目が回ったりしなかったのでしょうか…。奇妙な世界にどんどん引き込まれて、いや、禍々しいうずに引き込まれ、くらくらとめまいがしてしまう、それでも読む手が止まらない作品となっています。つむじ、指紋、耳の奥の蝸牛…あなたの体にも存在するうずまき、ぐるぐるぐるぐる、止まりません。それから、最後に一つ。伊藤潤二先生の描く女の子ってすごくかわいいのですが、この作品の主人公・五島桐絵も例外ではございません。ぜひご注目ください。

『うずまき』コマ
みんなでうずまきになろう!
足が生えた魚が走ってる!?
ギョ(全2巻)

<あらすじ>恋人の華織を連れて、沖縄にやって来た忠。だが、スキューバの最中に水中を弾丸のように泳ぐ生き物に出くわし、その直後にサメに襲われかける。海から上がり、別荘に戻った忠たちだったが、今度は華織がおかしな臭いがすると言い始めた。その事が元で口論になり、華織は部屋を飛び出す。戸外でもなぜか悪臭が漂い、今度は目にも止まらない勢いで走る生き物が…?

<書店員のおすすめコメント>『ギョ』というタイトルからして「たぶん魚が出てくるのかな…」と思いながら読んでみると、やっぱり魚が出てくるのですが、魚は魚でも、足が、生えてるんです。そしてガシャンガシャンと高速で歩くのです。読みながらヒエ―ッ!と悲鳴をあげたくなるほどの気持ち悪さ!結構トラウマ級です。突然足が生えた魚が上陸し始めた日本。主人公・忠と恋人の華織は沖縄旅行でその魚と出会うこととなります。死臭を振りまきながら歩き回る大量の魚たち。得体の知れない謎の怪物に逃げ惑う人々。やがて全てが魚によって汚染されていきます。忠に待ち受ける悲しい結末とは。グロテスクで不気味で伊藤潤二ワールドにどっぷり浸かれるこちらの作品。読んでいると、どこからか生臭い魚の臭いが漂ってくるようです…。

『ギョ』コマ
まるで”G”のような見た目の、足が生えた魚
珠玉のホラー8作品の読み切り短編集
魔の断片(全1巻)
表紙『魔の断片』 - 漫画
魔の断片(全1巻)
【連載誌】ネムキ

<あらすじ>ホラーマンガ界のプリンス、伊藤潤二の8年ぶりのホラー物の新刊コミックス。「Nemuki+」に連載された読み切り7編に加えて、「シンカン」に掲載された読み切り「耳擦りする女」も収録。ファンにとっては絶対に見逃せない一冊。

<書店員のおすすめコメント>こちらは読み切りの8作品が収録されております。伊藤潤二先生の画力が遺憾なく発揮された、背筋が凍るどころの問題じゃない!素晴らしい作品たちに興奮が止まりません。個人的なお気に入りは、「解剖ちゃん」の最後の解剖シーンです。気持ち悪いとか、怖いとか、もうそういう感想を通り越して、伊藤潤二先生の圧倒的な画力に脱帽です。グロテスクな描写たっぷりの作品たちとは雰囲気が一味違う「緩やかな別れ」は、不思議なしきたりがある家に嫁いだ璃子が体験する信じがたい出来事、そして切なすぎる結末が、「こういうホラーもいいな」と思わせるしんみりした作品となっています。どれを読んでも最高の恐怖感に満足する、珠玉の短編、ぜひご一読ください。

『魔の断片』コマ
これぞ伊藤潤二!じっくり見たい素晴らしい画力
ファン必見!自作解説付き傑作集
伊藤潤二自選傑作集(全2巻)
表紙『伊藤潤二自選傑作集』 - 漫画
伊藤潤二自選傑作集(全2巻)

<あらすじ>厳選したお気に入りの読み切り9編を収録した自選傑作集。各作品の創作秘話的な解説と執筆当時のアイデアノートから抜粋したメモやラフも収録。さらに描き下ろしの新作ショートストーリーも収録。伊藤潤二ファン必携の一冊。

<書店員のおすすめコメント>アニメ化された作品が多数収録されているこちらの作品は、伊藤潤二先生が自らお気に入りの作品を厳選。各作品の最後には、直筆メモやラフ画、そして創作秘話などの自作解説が付いております。アイデアが生まれたとき、作品を創り出すとき、伊藤潤二先生の頭の中はこうなっているのか…と感心してしまいます。個人的に印象的な作品が「首吊り気球」。ある人気アイドルが首吊り自殺をしてしまうところから恐怖の世界が始まります。読んでいただければ分かるのですが、実際自分の顔をした巨大バルーンに追いかけられて、それだけでも意味不明過ぎて怖いのに、その巨大バルーンに捕まるとバルーンから垂れ下がっているロープが首に巻きつき、空に宙吊りにされるのですから、とにかく、恐怖なのです。ヤミツキになるこの恐怖感、たまりません。そして皆さんも大好きであろう、富江エピソードも収録。もちろんバラバラのグチョグチョにされて殺されるのですが、それまでの過程はぜひとも読んでいただきたい、「これぞ富江!」という感が満載の内容となっております。アニメを見て伊藤潤二先生が気になっている方に手に取っていただきたい作品です。

『伊藤潤二自選傑作集』コマ
自分の顔をした巨大バルーンが襲ってくる恐怖
強烈!猫との日々を描く実話エッセイ
伊藤潤二の猫日記 よん&むー(全1巻)
表紙『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』 - 漫画
伊藤潤二の猫日記 よん&むー(全1巻)

<あらすじ>ホラー漫画家・伊藤潤二のお笑い猫マンガ! 笑いと恐怖は紙一重、愛猫のコワかわいさにおののいちゃってください!! 実話エッセイコミックなのにギャグ漫画。こんな強烈な猫マンガ、他じゃ見あたらんよ。伊藤潤二ファン、必読の1冊ですヨ~。

<書店員のおすすめコメント>これぞ究極!?世にも奇妙すぎるこの猫ギャグ漫画に出会ったあなたは幸運です。こちらの作品は、ホラー漫画界のカリスマ・伊藤潤二先生が描く、愛猫との生活を題材とした実話エッセイコミック。いつものおどろおどろしい絵のテイストはそのままに、ホラー漫画ではなく、2匹の愛猫・よんとむーとのエピソードを綴ったクスっと笑える内容となっています。私は猫派なのでいつかは猫を飼ってみたいなあと夢見ているのですが、猫を飼っている方がこの作品を読むと、「ああ、そういうことあるよねーあるあるだよねー」と共感するらしいです。猫との生活、すごく楽しそう…。よんとむーを全力でかわいがる伊藤潤二先生がかわいすぎて、さらにファンになってしまう、そんな内容です。唯一無二の猫ギャグ漫画、猫派のあなたも、犬派のあなたも、ホラー漫画が苦手な方も、ぜひともご一読ください。

『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』コマ
こんな猫まんが、見たことないぞ!
悪魔に魅入られた彼は謝り続ける…
溶解教室(全1巻)
表紙『溶解教室』 - 漫画
溶解教室(全1巻)
【連載誌】もっと!

<あらすじ>悪魔に魅入られた青年・夕馬と、史上最凶の妹・ちずみ。奇妙な兄妹の現れる場所で起こる恐怖の数々……!!「溶解シリーズ」のほか短編2編を収録!!

<書店員のおすすめコメント>表紙を見てお分かりの通り、人間がどろどろに溶けております。皮膚もどろどろ、中身もどろどろ。この作品の中心人物は阿澤夕馬と妹のちずみ。夕馬はとにかく謝り続ける謝罪魔。特に何もしていないのになぜそんなに謝るのか。それは、悪魔に憑りつかれているからなのです。それが原因なのか、夕馬に謝られた人間たちはどろどろと溶け出して…。注目してほしいのは、妹・ちずみの強烈なキャラ。溶け出した人間の液体をチューチュー…。ギャー!絶対夢に出てくるー!じめじめ薄気味悪くてて、それでいてシュールすぎる兄妹と、二人に出会ったことで溶解してしまう運命へと引きずり込まれていく周りの人間の悲劇。ゾンビ系が好きな人におすすめです。

『溶解教室』コマ
ちずみのキャラが強烈すぎて夢に出てきそうだ…
レミナ星に翻弄される少女の悲劇!
地獄星レミナ(全1巻)
表紙『地獄星レミナ』 - 漫画
地獄星レミナ(全1巻)

<あらすじ>我々の宇宙と別の宇宙をつなぐ「ワームホール」から出現した未知の惑星。その発見者である大黒博士は、一人娘・麗美奈の名にちなんで「レミナ星」と名付けた。この異次元惑星の発見は絶賛され、麗美奈も芸能界デビューを果たすなど、一躍時の人となる。だが、レミナ星が惑星を次々と消滅させ、地球消滅の危機が伝えられると、群衆の態度は一変し、ついには大黒親子の命が狙われる事態に…。ひきこもりの青年・道夫が遭遇した“集合遺体”事件を描いた作品「億万ぼっち」も同時収録。

<書店員のおすすめコメント>未知の惑星を発見した大黒博士は、自分の娘・麗美奈の名前にちなんだ「レミナ星」という名前を付けます。その行動が悲劇を引き起こすとも知らず…。「レミナ星」発見とともに麗美奈も芸能界でデビューしたり有名人になりますが、徐々に状況は悪い方に変化していきます。麗美奈を最高潮にちやほやしていた人々が、ある出来事をきっかけに態度を一変させます。世論というのは、一度持ち上げても一瞬で手の平を返すもの。そんな人間の恐さに背筋も凍る、そんな作品となっています。普通のホラーな内容とは違い、少しSFちっくな話の展開にスピード感もあり、ページをめくる手が止まりません!麗美奈の行く末は果たして…。同時収録されている「億万ぼっち」は、集合遺体をテーマとした、なんとも気味の悪い作品となっております。多数の人間の遺体が糸で縫い繋がれた状態で発見され、日本中で連鎖されていきます。ひとりぼっちはつまらないから、億万ぼっちに…。ゾゾゾ…。この気味悪さ、ぜひとも読んでいただきたいです。

『地獄星レミナ』コマ
十字架にかけられた麗美奈の運命やいかに
完璧な死を求めた先に待ち受けるもの…
ブラックパラドクス(全1巻)
表紙『ブラックパラドクス』 - 漫画
ブラックパラドクス(全1巻)

<あらすじ>自殺サイト「ブラックパラドクス」を通じて知り合った4名の自殺志願者たち。完璧な死を求めて彷徨う彼らが開けてしまった、その扉とは…? 表題作の他、伝説の読み切り作品2本も同時収録 完璧な死を求めて集まった4人組。だがその道のりは、思わぬ怪異へと繋がっていて…? 全員黒い服を着て待ち合わせた、男女2人ずつの4人組。彼らは自殺サイトで知り合った自殺志願者たちで、早速車に乗って決行場所へ向かうことに。車中、4人は各々の自殺理由を語り合うが、マルソーは隣席の薔薇っちの姿がルームミラーに映っていないことに気付く。また、タブローもピータンの体からモーター音が聞こえることを不審がっていた。たどりついた樹林で、それが事実と確信したマルソーとタブローは、その場を逃げ出そうとするが…?(第1話)

<書店員のおすすめコメント>自らの命を絶とうと自殺サイト知り合った4人。死に場所に向かう途中、その4人と全く同じ顔をした人物たちを乗せた車と遭遇することで不思議な世界が始まります。4人それぞれのそっくりさんはどうやら人間ではないようで…。1話目は結構普通というか、なるほどーって感じなのですが、すんなり終わる訳もなく。2話目以降の奇怪すぎる話の展開にぞくぞくわくわくしちゃいます。また、読み切り2作も収録。こちらも伊藤潤二ワールド全開でテンションが上がりまくる内容となっております。「舐め女」の気持ち悪さといったら!読みながら全身がかゆくなってしまいます。実際出会ったら、舐められる前にぶっ倒れます…。

『ブラックパラドクス』コマ
サ○ナクションっぽいおしゃれ(?)な雰囲気

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  • ※本ページに掲載している連載中作品の巻数は、2018年12月時点のものです。