<あらすじ>【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】夢みがちな由奈と、現実的に恋する朱里。正反対のふたりだけど、友達になりました。モテる理央と、天然な和臣のふたりの男子も加わり、きらめく青春と本音をぶつけあう恋がスタートします!
<書店員のおすすめコメント>2018年11月現在「別冊マーガレット」で連載中!通称『ふりふら』。タイトル通り、男女4人の一筋縄ではいかない恋の四角関係が描かれています。4人がお互いに感化されて、恋だけではなく大人として人として、小さな一歩を踏み出し成長していく物語はやはりきらめきが留まることを知りません。そしてまた4人のね、顔面がいいのです。表紙だけで「はぁぁ美しや・・・」ってなりますからね。『ストロボ・エッジ』『アオハライド』と主役にクール男子が続いたのですが、本作の主役男子2人は”嫌味のないかっこつけ男子”(理央)と、”天然おだやか男子”(和臣)とまた一味違うイケメンが!!女の子たちもお人形さんみたいでめちゃ可愛いです・・・。咲坂先生の画力に合掌。
たくさんの青春ラブストーリーを描いてきた咲坂先生ですが、まだこんな展開があるのか・・・!と読んでいて嬉しくなりました!現在10巻まで配信中!続きが楽しみです!!
<あらすじ>高1の双葉には中学時代から忘れられない初恋の人、「田中くん」がいる。中学のとき女子に、はぶられた経験から自分を偽って日々過ごしている。「田中くん」を思わせる男子に出会うが、彼は――。熱く青く一生懸命にぶつかりあう高校生活グラフィティ!
<書店員のおすすめコメント>タイトルは青春+ride(乗る)で「アオハライド」という意味みたいです。そんな青春の塊のような本作、何度読んでもキュンキュンできる咲坂先生渾身の学園ラブストーリーです!
中学生の頃の転校してしまった初恋の人・田中くんと高校生になって再会しますが、かわいい雰囲気だった彼が、イケメンでなにやらコワイ雰囲気に変わってしまっていて、困惑する主人公・双葉!そして私!wショタな田中くんを返して!!って思いましたよね。ところが読み進めているうちに、高校生になった田中くん(洸)も良いなって思えてきます!なんせイケメンだし!優しくしたり突き放したりツンデレなんですよ。ツンケンしているのに、よく照れるのがまたカワイイ。最高。なのに、なのに、ちょっと闇を持っていて心をなかなか開いてくれなかったりする。じわじわ惹かれ合うのに、タイミングの悪さが続いて、最後までドキドキさせられっぱなし・・・。当時は続きを早く読みたくて仕方なかった。スピード感があるのでまとめ読みするのをオススメします!読後の多幸感、すごいです!
<あらすじ>仁菜子は素直でおっとりした高校生。まだ恋はしたことないと思っている。自分に想いをよせる大樹への気持が恋だといわれて、いいヤツだとは思ってるけど…?ある帰り道電車で学校で人気の男子・蓮と出会う。少しの会話や笑顔だけで仁菜子は新しい気持を感じる。この気持はいったい…!?仁菜子のほんとの初恋が始まる!
<書店員のおすすめコメント>仁菜子が初めて恋したのは、学校のモテ男子・蓮くん。クールであまり笑顔を見せない彼が仁菜子の前では自然に笑顔に・・・。微笑むイケメン、困るイケメン、照れるイケメン・・・蓮くんの全ての表情が本当に目の保養になるので目疲れしている方にもオススメしたいです。
本作の面白いところは、爽やかなる略奪愛!蓮くんには彼女がいるのですが、おっとりしている仁菜子は「奪ってやる!」なんて思って無いし、蓮くんも「乗り換えようー!」なんて軽い気持ちではなく、2人とも誠実に、苦しみながら、相手を思いやる恋をするのです。最後の最後までピュアなキュンキュンが止まらないです!!
そして忘れてはならない、チャラ男子・安堂くん!!全てが愛しい。彼に母性くすぐられない女子はいないんでないでしょうか。
どのキャラクターも全力で活き活きとしていて、二次元のシロクロ世界なのに形・色づいて見えます。伊坂先生が開花した作品だと思っております!
<あらすじ>想いを隠し続けてきた杏奈。なぜなら相手の怜司はいとこだから。しかも、怜司は杏奈を恋愛対象とみていない様。そのせいか杏奈は高校に入って仲良くなった瑠海と怜司の仲を疑ってしまう。ところが、瑠海には秘密があって…。
<書店員のおすすめコメント>杏奈はいとこの怜司に片思い中ですが、”いとこ”という壁が邪魔をして友達にさえ告白しないでいます。怖い同級生に「どういう関係なの?」と呼び出された時に守ってくれる怜司。しかし出た言葉は「俺のいとこ」。残酷さに苦しくなります・・・!そんな進展しない親戚関係でいる最中、新しく友達になった瑠海が現れてなんとなく怪しい雰囲気に・・・?瑠海の秘密と三角関係がみどころです!
それと咲坂作品には珍しい、主人公の女の子がちょっぴり男前で新鮮です♪
<あらすじ>恵美はある日、美人で人気者の姉への告白電話を受け、思わず電話を切ってしまった。高校に入学した恵美は、何という偶然か、その電話の主と出会ってしまい…!?あふれる愛の鼓動。
<書店員のおすすめコメント>姉宛の告白電話を間違えて取ってしまった恵美は、次の日の高校入学式にその電話の主・純太が同じクラスにいることを知ります。そして彼のころころ変わる表情や姉へのコンプレックスに気づいてくれる優しさに触れ、恋に落ちてしまいます。好きな人がいる相手を好きになる。そんなチョモランマ級の恋の山。押し込めて、でも一途に想っている恵美を応援したくなります。2巻完結なので空いた時間にサラリと読めるのがいいですね!
ラストに収録されているセリフなしの16ページの作品『片想い』もオススメです!登場人物の表情と仕草だけで切なさが伝わってきて、咲坂先生の計算された構図なんかに感動します!
<あらすじ>告ってOKされた途端に冷めちゃう。そんな麦乃がずっと仲良しだった秋也を意識し始めて、気持ちを伝えられなくなって…。表題作を含む、恋の真実に迫った読みきり3編収録。【収録作品】マスカラブルース/ロマンスの輪郭/私が私であるために―長い夢―
<書店員のおすすめコメント>2007年発売の3作品収録の短編集。”なにより行動!”と背中を押してくれる良作!!少女マンガを読んでてよく思うのは、なんで恋に落ちるのは一瞬なのにその後はすっごく時間がかかるんだろうってこと。『マスカラブルース』の麦乃は、恋すると相手がキラキラ見えるのに告白してOKをもらうとキラキラが見えなくなる特殊体質です。それを見守ってくれていた男友達の秋也にある日キラキラが・・・!でも告白したらきっともう友達には戻れない・・・。言えない恋に一人で悩む麦乃が踏み出す瞬間がとてもキレイです。そういえば咲坂先生の描く女の子は走り出す子が多いかも!その全力感大好きです!
<あらすじ>届かない…掴めない…近くて遠い恋のディスタンス…高1の島峰さくらは派手な見た目のせいで男関係がヒドイと勘違いされ、女子ウケは最悪。そんな、さくらを守ってくれるのは幼なじみの勘九郎。実は、さくらは10年間ずっと勘九郎に片想い。ところが勘九郎に好きな人ができて…。表題作他、切なくて不器用な恋模様を描いた読みきり3編収録。【収録作品】GETEOFPLANET/恋雫/明日みる夢/NEXTWORLD
<書店員のおすすめコメント>2005年発売の3作品収録の短編集。女の子の弱さとそこから這い上がる強さが象徴される作品ではないでしょうか。青春のきらめきを描くのが得意な咲坂先生ですが、こちらの作品のはちょっとだけ大人な雰囲気が出たリアルな青春ラブストーリーでございます。”自分らしくいる”って実はなかなか難しいことで、無意識に遠慮したり、見栄をはっちゃったりしちゃうんですよね。そういうことを改めて感じさせてくれましたね。まぁこちらを読んだ高校生の時はぴんと来なくて、「つらたん」くらいの感想しか出てこなかったわけですが(笑)大人になったものです。。
<あらすじ>吉川百合子は高校1年生。同じ中学出身で、同じクラスの瀬谷のことが好き。彼をイイと思っているのは自分だけと思っていた百合子。しかし友達の綾香が瀬谷に告白すると言い出して…。【同時収録】ピカピカオレンジ/女のコ。男のコ。/男のコ。女のコ。
<書店員のおすすめコメント>2004年発売の4作品収録の短編集。本作では、”高校生男女のすれ違い”の恋愛模様が描かれており、ソワソワとキラキラが詰まっています!
たとえば『君ばっかりの世界』ではお互い同じタイミングで恋に落ちたのに、同じタイミングで相手に好きな人がいることを知り、一歩が踏み出せなくなってしまいます。もどかしい~。そんなふたりの下校シーン、グッときます・・・!最近すれ違っちゃってる方、初心に戻ってみませんか。
<あらすじ>愛は高1。小学生のとき父親が亡くなり、幼い弟のめんどうや家事におわれ友達とぎくしゃくしがちだったけど、高橋くんはずっと陰ながら応援してくれて――。心を紡ぐ小さな思春期。【同時収録】恋と馬鹿と私/私の胸はチリチリと/TOOYOUNG
<書店員のおすすめコメント>2002年発売の4作品収録の短編集。差し伸べてくれた手に恋をしてしまうのは当然ですよねー。『私の胸はチリチリと』の作中に「スゴク好き。それだけなの。もうそれしかないの」というセリフが出てきます。恋の始めって本当にそれだけですよね。私にとっては古い記憶すぎてそんな時もあったな・・・と読んでてしんみりきちゃいましたwいいですよね、純粋で全力な恋。同じような方がいましたら読んであの頃の気持ちを思い出してみてください。
<あらすじ>祥子が告白し、つき合い始めた浅川は2か月前に大切にしていた元彼女にふられたばかり。だけど今、ホントに好きなら“祥子”と呼んでほしいのだけど、呼んでくれないのはなぜ…!?【同時収録】透明の夢をみてる/ピンクになりたい。/「好き」なんて言わない/愛のある風景
<書店員のおすすめコメント>2001年発売の5作品収録の短編集。「涙の分だけ幸せになれるから大丈夫。」読んでいてそんなメッセージ性を感じました。恋に涙はつきものです。男の子は気持ちを言葉にしてくれないから、私たち女の子は不安になります。信じられなくなります。思ってもいないことを言ってしまいます。でも最後は好きな人の腕の中で泣きながら笑うのです。