ebook japan

杜真琴 原作:若木未生

杜真琴(もりまこと)。千葉県出身。アシスタント経験を経て、投稿2作目がLMHS(LaLaまんが・ハイスクール)準入選。1988年『増刊ララAUTUMN CLUB』掲載の「リバース」でデビュー。代表作は『PPMの卵』、『ジオラマボーイ』、『ハイスクール・オーラバスター』など。
美しい描写の中に、少年・少女期特有の理想と現実、他者と自分との距離感、孤独感や友情、愛情が詰め込まれた作風が印象的です。

(そろえす★/30代/女)

\お得なキャンペーンは11/8(木)まで/

杜真琴先生の全10作品を掲載!

学園サイキックバトル!! 《空の者》と《妖の者》の時空を超えた戦い!
ハイスクール・オーラバスター(1~4巻)
表紙『ハイスクール・オーラバスター(1~4巻)』 - 漫画
ハイスクール・オーラバスター(1~4巻)
【連載誌】LaLa

<あらすじ>人間の心の闇に乗じて憑依する“妖(よう)の者”と、妖に打ち勝つ力を持つ“空(くう)の者”。時空を超えた両者の戦いは、今、学園でも…!?希沙良が十九郎が大活躍。大人気学園サイキックバトル!

<書店員のおすすめコメント>コミックからこのシリーズを知った人からすると、きっとメインキャラは1作目の『十戒』に登場する十九郎と希沙良に見えるんですよね。確かにどの作品にも登場してるし、何より二人の共依存の関係がとっても怪しく美味しい。
そして私自身もこのコンビが大好きです。
原作小説を読んでからコミックを見た私には、あのシーンが、あのキャラが、すべて美しい絵で見られるなんて!と感動ひとしおでした。

作品の世界観やアクションシーン、登場人物たちの美しさの表現は、この原作と杜真琴さんの組み合わせだからこそです。

  • 『ハイスクール・オーラバスター(1~4巻)』コマ
  • 『ハイスクール・オーラバスター(1~4巻)』コマ
別名:忍さまの学生生活拝見物語
オーラバスター・インテグラル(全1巻)
表紙『オーラバスター・インテグラル(全1巻)』 - 漫画
オーラバスター・インテグラル(全1巻)
【連載誌】MELODY

<あらすじ>《空の者》再び…!!「ハイスクール・オーラバスター」の名コンビが贈る、<もうひとつのオーラバスター>誕生!!描きおろし新作漫画&書きおろし新作小説つき!!大学のキャンパスで起こる怪事件…人の心の闇が作り出す怪異に、光を当て浄める者たちがいた!!

<書店員のおすすめコメント>杜真琴さんの描くオーラバスターの世界が再び!? と発表された当初は驚きと喜びと複雑な気持ちになったものです。
オーラバスターと銘打たれているものの、見知った登場人物は誰一人出てこず、でも見知ったちょっとホラーな展開が繰り広げられます。
コマ画像にもピックアップさせていただきましたが、爪がポロポロと零れ落ちるシーンはイラストで見るとより一層恐怖が増します。
これを見て以来、つけ爪が剥がれるのを見たり売られているのを見るとこの作品が頭を過ります。

小説版ではホラー感を醸す一因の三島青年も、コミックでは眼鏡をかけていても滲み出る美しさがたまりません……!

  • 『オーラバスター・インテグラル(全1巻)』コマ
  • 『オーラバスター・インテグラル(全1巻)』コマ
  • 『オーラバスター・インテグラル(全1巻)』コマ
  • 『オーラバスター・インテグラル(全1巻)』コマ
PPMな能力は絆の証
PPMの卵(1~2巻)
表紙『PPMの卵(1~2巻)』 - 漫画
PPMの卵(1~2巻)
【連載誌】LaLa

<あらすじ>和馬の家に引きとられてきた葉一。和馬がなくした力を葉一が持っていた。奇跡の起きる確率は一〇〇万分―――PPMの1.表題作他、サイキック・ロマン2編と、少年たちはいつだって夢に向かって一生懸命走っていく、桐生産業の異母兄弟(?)3人組のシリーズ2編同時収録。

<書店員のおすすめコメント>読んだ当時はタイトルのPPMってなんだろうって、最後まで思っていた作品。後に大人になって確率のことだとわかって、ようやくすっきりした記憶が。
全2巻となっていますが、どちらも短編集のなかの表題作として扱われています。

同時収録されている“桐生産業の異母三兄弟”シリーズは、誰が父親の後を継ぐのかという家督相続争いがメインではあるものの、何だかんだ同じ境遇で皆が仲良くなってしまうコメディ寄りのお話。

どちらも最後は優しい気持ちになれて、ひと安心。
血の繋がらない兄弟のお話でまとめられたシリーズです!

  • 『PPMの卵(1~2巻)』コマ
  • 『PPMの卵(1~2巻)』コマ
  • 『PPMの卵(1~2巻)』コマ
  • 『PPMの卵(1~2巻)』コマ
その楽園は本当に幸せなのか──?
ダーク・ワンダー(全1巻)
表紙『ダーク・ワンダー(全1巻)』 - 漫画
ダーク・ワンダー(全1巻)
【連載誌】LaLa

<あらすじ>どこか別の世界にはお伽話のお城があって、何でも願いを叶えてくれる毬子がいる。不思議な楽園に引き込まれた響子は、香波や秀太郎と現実へもどる旅に出る。楽園は単なる現実逃避なのか、それとも本当の幸福の世界なのか。MAKOTOの異次元アドベンチャー作品集!!

<書店員のおすすめコメント>「受験も将来も学校の人間関係もない、ここじゃない何処かに行きたい。」 思春期に誰でもちょっとは考える、そんな気持ち。ある日クラスメートが行方不明になり、そのことに共感した途端、気づいたらそこは「鞠子」と名乗る謎の少女のお城。
そこは何でもかなう世界。
そんな夢のような世界があったら、ずっとそこにいたいって誰でも思ってしまいそうなものなのに、主人公の響子は最初からもとの世界に戻ろうというと強い意志が。
それは彼女も昔逃げたことがあるから。
この世界では、彼女だけが逃避を乗り越えた存在で、この世界の住人そして読者に対し「逃げちゃダメだ!」と猛烈に叱咤するセリフが沢山。
現実逃避しがちな漫画好きには色んな意味でグサッっと刺さる台詞も。。。
そして「鞠子」がこの世界を作ってしまう理由も切ないのです。

本編を読み終わった後の、オマケまで是非見てほしい!
お絵描きが好きですって書いちゃう作者の本気のお絵描きが満載です!
この緻密さはホントに大人になった今でも拝んで食い入るように見てしまいます。

  • 『ダーク・ワンダー(全1巻)』コマ
  • 『ダーク・ワンダー(全1巻)』コマ
  • 『ダーク・ワンダー(全1巻)』コマ
死が追いかけてくるここは夢なのか現実なのか──
ジオラマボーイ(全1巻)
表紙『ジオラマボーイ(全1巻)』 - 漫画
ジオラマボーイ(全1巻)
【連載誌】LaLa

<あらすじ>学校も友達も、自分も、何もかもがいやだ点! 睡眠薬を一気に飲み干して眠りに落ちたぼくが、ふと気づくとそこは奇妙な夢の世界。そこでぼくは、クラスメートの榊双葉と、壱と名のる少年、そして夢の住人ロクに出会った。夢が人を喰う!? 迫力のサイコ・アドベンチャー。

<書店員のおすすめコメント>自然豊かで美しく、でも死の闇に追いかけられる、という夢の世界。
登場人物それぞれに現実世界から逃亡したい理由があるわけで。
また、追いかけてくる死の闇が壮大な宇宙のように美しい。
美しいからこそ、冷静になると恐ろしい。

戦う意思が現れたときの剣の出るシーンは迫力です!
夢の世界を渡り歩くロクの別の物語も見てたいと思わせる作品です。
表題作とは別の収録作品含め、登場人物の名前に数字が入っているのでそれを見つけるのもひそかに楽しめます。

  • 『ジオラマボーイ(全1巻)』コマ
  • 『ジオラマボーイ(全1巻)』コマ
  • 『ジオラマボーイ(全1巻)』コマ
  • 『ジオラマボーイ(全1巻)』コマ
陰謀渦巻く王宮と翻弄される二人の王子と兄妹
レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)
表紙『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』 - 漫画
レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)
【連載誌】LaLaDX

<あらすじ>離れて暮らす妹リリカとの再会を夢見て、都で勉学に励むシリル。だが、伝説の“力”の覚醒によって王宮の権力争いに巻き込まれることに…。一方、リリカの身にも異変が!? 衝撃のスペクタクル・ファンタジー待望の第1巻!!

<書店員のおすすめコメント>病気の妹の為に頑張る主人公、そして二人の王子に二人の王弟、それを取り巻く大人たち。いい人に見えるけど悪い人なのか、はたまた悪く見えるだけでいい人なのか、どういう結末になるのかが読めない不安な展開が続きます。

ハラハラする展開とは裏腹に、画面はこれでもか!という杜真琴ワールド!
ヒラヒラボリュームたっぷりの衣装&背景は1ページ1ページ美しくてたまりません。

  • 『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』コマ
  • 『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』コマ
  • 『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』コマ
  • 『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』コマ
  • 『レジェンドリィ・ブルー(1~2巻)』コマ
願いをかなえ続ける魔人と、願われた思い
魔人とランプ(全1巻)
表紙『魔人とランプ(全1巻)』 - 漫画
魔人とランプ(全1巻)
【連載誌】別冊花とゆめ

<あらすじ>俺はランプの魔人カシム。ランプから出してくれた人の願いをかなえてあげて、感謝されまくり(?)モテまくり(!?)…のハズなのに、グタグタ言われてばかりなのはナゼ!? 願いはないと言い張る少女とか、どーゆー事なんだよ!?

<書店員のおすすめコメント>ランプに閉じ込められた魔人が人々の願いをかなえていく1話完結タイプの作品で、どれも切ない話が詰め込まれています。
長い年月、願いをかなえ続けたランプの魔人本人の物語も見たかったなと今でも思っている作品です。
ともに収録された短編2作は懐かしの杜ワールドです。

  • 『魔人とランプ(全1巻)』コマ
  • 『魔人とランプ(全1巻)』コマ
  • 『魔人とランプ(全1巻)』コマ
譲り受けた心臓の持ち主は超俺様悪魔!?
地球管理人(1~3巻)
表紙『地球管理人(1~3巻)』 - 漫画
地球管理人(1~3巻)
【連載誌】LaLaDX

<あらすじ>飛行機事故のたった一人の生還者として成長した鵜飼なのは。それは超悪魔・マオから、心臓をひとつ譲り受けたからだった!? 成長したなのはの前に現れ、心臓を返すように迫るマオ。さらにマオたち魔物(!?)専用アパートの管理人にされてしまったなのは…!?

<書店員のおすすめコメント>杜真琴作品の中では珍しくコメディ色の強い作品です。全編通してドタバタなストーリーは、いつもの杜真琴ワールドを想像してる人にはちょっとびっくりするかもしれません。 しかし、気づくと個性的な住人達とマオが繰り広げる世界が癖になってしまっているのです。

コマ画像には貴重なマオのイケメン画像を詰め合わせてみました!
ほんとにほとんど2頭身のお子様姿で過ごしていて、こんなにも画像探すのに苦労すると思いませんでした。
子供姿とのギャップでよりかっこよく見えるのは間違いありません!
そしてギャップといえば、住人の一人「カヤ」さん。
彼は呪いのせいで昼は猫人間、夜は青年という二つの姿を持っています。
一人で猫とイケメンとか、もう呪い解かなくてもいいんじゃないかな、なんて個人的には思っています。

  • 『地球管理人(1~3巻)』コマ
  • 『地球管理人(1~3巻)』コマ
  • 『地球管理人(1~3巻)』コマ

杜先生の美しい挿絵が見られる小説はこちら

《空の者》と《妖の者》。転換期を経て物語は続いてゆく。
ハイスクール・オーラバスター(1~22巻)
表紙『ハイスクール・オーラバスター(1~22巻)』 - 漫画
ハイスクール・オーラバスター(1~22巻)

<あらすじ>崎谷亮介、身長163cm。趣味、絵。好きなコ、約一名。ごくふつうの高一生。ただし、「見えるはずのないものが見える」、厄介な感覚強し。そんな彼の周りに、最近、妙になれなれしいヤツらが出没しはじめた。謎の転校生・諒。異様に態度のでかい美少女・冴子。街で偶然出くわした十九郎と希沙良。彼らの話を総合すると、<妖の者>とかいう怖~いヤツらが、亮介に取り憑こうと狙ってるらしいのだ!!

<書店員のおすすめコメント>ハイスクール・オーラバスター(小説版)。杜真琴さんによるイラストはシリーズ14作目『荊姫』までとなっております。
この前後辺りが物語的にも転換期、変換期なのではないでしょうか。

それまで読書なんて苦手で苦手で、勉強以外は避けて通りたかった私を活字中毒へ陥れた小説の1つです。
何故か学校の図書室に最新巻まで揃っていて(年1回のリクエスト期の審査を乗り越え揃えてくれた先達に感謝)、表紙の印象で借りた作品でした。(確か、『炎獄のディアーナ』)

小説なんか読んでこなかった私には、冒頭から知らない単語や習ってない漢字の嵐で、国語辞典と漢和辞典なしには読めないものでした。
しかし結果として、この出会いを機に辞書を片手に知らない言葉を調べながら読書する癖がつき、数年後、国語の成績が良くなるという素敵な副産物をもたらしてくれました。

独特の詩的な文章と言い回し、ただ「泣く」とか「痛い」と書いてしまえば二文字の言葉を、いかに表現するか。
泣くってどういうことなのか、痛いってどういうことなのか。
文章で表現ってこういうことなのかと教えてくれてくれたのもこの作品です。

人には見えないものが見える少年と、不思議な力を持った登場人物達の魅力は、この文章とイラスト無しには語れないハズです!

そしてこの後、転換期・休息期を経て、イラストが高河ゆん先生に変わり物語は進んで行きます。

男として育てられた女の子が男子校へ転入!
サディスティック・ラビッツ(1~2巻)
表紙『サディスティック・ラビッツ(1~2巻)』 - 漫画
サディスティック・ラビッツ(1~2巻)

<あらすじ>ウサギを神として奉る土地一体を代々治める、名家の跡取り・白兎。16歳の誕生日、厳格な父から呼び出された白兎は、ある使命を受けて東京の私立御剣学園へ編入する。身体が弱いという理由で今まで学校に通ったことがない白兎だが、僕(しもべ)でお目付役でもある冬馬が一緒だから不安はなかった。ところが、大和という同級生と寮で相部屋になってしまう。「個室じゃないと困る」理由がある白兎だが…!?

<書店員のおすすめコメント>少女が少年の格好をして、寮のある男子校へ転入。そして同じクラスには探しているペットと同じようなオッドアイの怪しい同級生。これは思わずドキドキワクワクな王道設定です。 イラストのおかげもあり登場人物がみんな素敵に見えます。
個人的には父親の朱雀さんとそばにいる邑楽さんが……!
人物紹介を見ずに読んだときはこんなに美しいとは思っておらず、その後、登場人物紹介を見てから読み直したら余計に素敵に見えたのです。
脳内補正大事。好きな作家さんのイラスト大事。イラストは影響力絶大。

  • ご注意事項
  • ※本キャンペーンは予告なく中止、または内容を変更する場合がございます。
  • ※本ページに掲載している連載中作品の巻数は、2018年10月時点のものです。