ebook japan

川原正敏

川原正敏(かわはら まさとし)――8月17日生まれ。広島県三原市出身。1985年デビュー。1990年『修羅の門』で第14回講談社漫画賞受賞。“静”と“動”のメリハリ際立つ卓越した格闘描写とともに、独特の余韻ある台詞回しで語られる奥深いストーリーに根強い支持がある。

(ニッカ大好き/30代/男)

\お得なキャンペーンは12/27(木)まで/

川原正敏先生の全6作品を掲載!

陸奥圓明流。それは地上最強の、「人殺しの技」。
修羅の門(全31巻)
表紙『修羅の門(全31巻)』 - 漫画
修羅の門(全31巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>日本に古くから伝わり、底知れぬ破壊力をもつ幻の武術、陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)の使い手・陸奥九十九(むつつくも)が現れた!実戦空手道場・神武館(しんぶかん)をぶったおすため、九十九の荒技がさえる。段違いの迫力でせまる本格格闘技巨編、登場!!

<書店員のおすすめコメント>連載当時は「K-1」登場のほんの少し前、今日の“総合格闘技”が“異種格闘技戦”という形でブームの片鱗を見せている世の中でした。そんな中、陸奥圓明流という「人殺しの技」とその継承者・陸奥九十九という人物を生み出し、“地上最強の証明”という実現不可能な夢のように思える果てしない挑戦、その途上に多くのメッセージを残したものが本作『修羅の門』。
九十九の闘いは常に、相手の持ち味を全て出し尽くさせ、受け、見切り、最後に実力で上回って勝つ。だから、観客も対戦相手も、そして読者もその結果に納得せざるを得ない。闘いのあとに残るのは、傷だらけの身体とお互いへのリスペクト。強敵と闘い続ける九十九の背中から、あなたはどんなメッセージを受け取るでしょうか。

『修羅の門(全31巻)』コマ
ファン・ガンマ・ビゼン。それは怠け者のペテン師を名乗る最高の船乗りの名!
海皇紀(全45巻)
表紙『海皇紀(全45巻)』 - 漫画
海皇紀(全45巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>陸に領土を持たぬ海の一族、その守護神“影船”を操る謎の男ファン・ガンマ・ビゼンの正体とは!? 川原正敏が描く壮大なる海の冒険浪漫、満を持してここに発進!

<書店員のおすすめコメント>海洋冒険ものでもあり、歴史・戦記ロマンであるとも言える壮大な物語です。いつもは飄々とした昼行灯ながら、ここぞという時には先進的な航海術や鋭い先見の明に腕っぷしの強さを見せる。それでいて決して奢らず、海のように広い心を見せるファン・ガンマ・ビゼンという男の周囲には、多くの才覚ある人物が自然と惹かれ集まってきます。頼もしいクルーとともに、ファンは覇王の才を見せる小国の王子を助け、魔導の力「カガク」の謎を追い、「海の一族」としての責務を果たし……やがて、胸躍る冒険の全てが一点に収束して大いなる結末を見ることになります。
足掛け12年、全45巻。大長編ですが、読み始めればあっという間です。ひとりでも多くの方にこの物語を体験していただけることを願っています。

『海皇紀(全45巻)』コマ
14年越しの続編!九十九が開いた“門”の先にあったものは――
修羅の門 第弐門(全18巻)
表紙『修羅の門 第弐門(全18巻)』 - 漫画
修羅の門 第弐門(全18巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>ヴァーリー・トゥード決勝を戦い終えた陸奥九十九(むつ・つくも)は、ジャングルへと姿を消した。ケンシン・マエダと戦うために――。そして2年を超える刻(とき)が過ぎ、雷(いかずち)に似た技を使うマスクマンがリングに上がる。彼の男は帰ってきた陸奥九十九なのか……?

<書店員のおすすめコメント>『海皇紀』の壮大な物語を描き終えた川原正敏が「今ならば」と再び筆をとった待望の続編は、前作のラストシーンから約3年後からのスタートとなりました。果たして“門”を開いた「陸奥」は役目を終え時代遅れになったのか? コロンビアの奥地へ消えた九十九は何を見てきたのか? あの日誰もが夢見た最強を決める定義“総合格闘技”の概念がもはや一般化し独自の発展をも遂げた今、作中で3年・実世界で14年の時間経過の中で語り継がれた疑問の多くに回答を提示します。
この作品中では「兵」「TSF」といった架空の団体が九十九の闘う舞台を演出しますが、現実でも現在に至るまで「RIZIN」「UFC」など世界中で多くの団体によって興行が行われ、「巌流島」のような異種格闘技戦色の強いテイストも残す懐深い総合格闘技界。その発展の一助に、川原先生は間違いなく寄与していたと信じています。

『修羅の門 第弐門(全18巻)』コマ
歴史の影に圓明流あり。現代まで続いたその系譜とは……!?
修羅の刻 陸奥圓明流外伝(全18巻)
表紙『修羅の刻 陸奥圓明流外伝(全18巻)』 - 漫画
修羅の刻 陸奥圓明流外伝(全18巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>各時代に生きた“陸奥”を描く「修羅の刻」シリーズ始動!――関ヶ原の合戦から十年余。この時代にも、修羅の業(わざ)をつかう男がいた。その名は――陸奥八雲(むつ・やくも)!宮本武蔵(みやもと・むさし)が吼え、剣が唸り、血しぶきが舞い、稲妻が走る!陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)外伝、時代劇となって、見参!

<書店員のおすすめコメント>Q.歴史に残る偉人たちは、どうやって数々の難局を乗り越えてきたのか?
A.そこに必ず「陸奥」が居たから。
……身も蓋もないようですが、『修羅の刻』はこのように歴史上の有名人物に「陸奥」という舞台装置を組み込んでその謎めいた軌跡を解き明かす、一風変わった歴史漫画となります。歴代の「陸奥」が時には世を動かす偉人を守り力を貸し、時には当代最強の武人と夢の対決を繰り広げます。さらにはケンシン・マエダの誕生秘話やネズ・パース族との誓いが交わされるエピソードなども描かれるなど、単体でも面白い歴史漫画であるとともに『修羅の門』をより楽しむ副読本としても価値の高い作品です。川原先生のライフワーク、ご堪能下さい。

『修羅の刻 陸奥圓明流外伝(全18巻)』コマ
劉邦に仕え知恵を振るった天才軍師・張良を描く本格中国歴史ロマン!
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(1~10巻)
表紙『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(1~10巻)』 - 漫画
龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(1~10巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>紀元前・中国……大陸は一人の男によって初めて統一される。後の世にはその本当の名より、初めての皇帝「始皇帝」の名で知られる絶対者の支配は苛烈を極めた。その支配者を討たんと、一人東に向かう男あり……名を張良(ちょうりょう)、字を子房(しぼう)という。後の天才軍師・張良を主役に据えた川原版“項羽と劉邦”堂々開幕!!

<書店員のおすすめコメント>川原正敏が手がける2018年現在最新の連載中作品は、中国史文学の中でも名高い「項羽と劉邦」の重要人物“張良”へスポットを当てて挑む骨太の歴史漫画です。
紀元前、中国。そこに「陸奥」の影はなく、張良自身は子供相手にも山道を置いて行かれる虚弱体質。力も地位も後ろ盾もない彼が唯一誇れるものは、よく回る頭脳と弁舌。時には巧みな話術で人を誘導し、時には自ら逸話を生み出し、敵も味方も欺く見事な軍師力を見せてくれます。一人だけでは何もできないが、多くの人を動かすことができる――「大愚の龍」劉邦とともにカリスマと知謀によって大陸を揺るがす物語がいま、始まります。原点である「史記」における曖昧な記述を大胆に解釈した川原流のアレンジにも注目!

『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(1~10巻)』コマ
ヴァーリ・トゥードの地で生まれたサッカーの申し子・小早川拳将!
修羅の門異伝 ふでかげ(全8巻)
表紙『修羅の門異伝 ふでかげ(全8巻)』 - 漫画
修羅の門異伝 ふでかげ(全8巻)
【連載誌】月刊少年マガジン

<あらすじ>『修羅の門』異伝登場!――陸奥九十九(むつ・つくも)と死闘を演じた、イグナシオ・ダ・シルバ。不倒の空手家は、フットボールの世界でも天才だった!そして、そのイグナシオが実力を認める一人の少年が日本に帰ってくる。ある「約束」を果たすために――。『修羅の門』のキャラクターも登場!川原作品初のフットボールストーリー!

<書店員のおすすめコメント>『修羅の門』第4部の舞台となったブラジルという国は、日本から伝わった柔術の盛んな国であると同時に世界一のサッカー王国でもあります。『修羅の門』の作中においても陸奥九十九とイグナシオ・ダ・シルバの出会いは、こぼれ球のサッカーボールを拾ったことからでした。そのイグナシオ・ダ・シルバの空手の弟子であり、神武館ブラジル支部長・徳光将の甥っ子でもある少年「小早川拳将」がサッカーの師との約束を果たすために日本へ帰国し、師の娘「さつか」とともにサッカーの聖地・国立競技場を目指します。川原正敏と10年来の親交がある「トビー」こと飛永宏之による作画は、絵柄のみならずその独特の魅力ある空気感までもほとんど本人と見紛うほどに完璧。『修羅の門』から生まれたもう一つの物語、この機会にぜひご一読ください。

『修羅の門異伝 ふでかげ(全8巻)』コマ
  • ご注意事項
  • ※本キャンペーンは予告なく中止、または内容を変更する場合がございます。
  • ※本ページに掲載している連載中作品の巻数は、2018年12月時点のものです。