僕が批評家になったわけ

僕が批評家になったわけ

加藤典洋(著)

1

批評に背を向けても,私たちは生きられる.だが,もし批評がこの世に存在しなかったら,私たちの思考は,いまよりもっと貧しいものになっていただろう.学問とも哲学とも異なる,「自分で考えること」を手放さない批評――その営みが世界と切り結ぶ思考の原風景から,批評が私たちの生にもつ意味と可能性を明らかにする.

ジャンル
ノンフィクション
出版社
岩波書店
掲載誌/レーベル
岩波現代文庫
閉じる
開く