詩心-永遠なるものへ

詩心-永遠なるものへ

中西進 著

山のこだまを聞きとめるように、自然の深奥の響きを捉え、思いを結晶させる――。万葉の昔から、うつりゆく世界をことばに託してうたいあげる文化は、形を変えながら現代に引き継がれてきた。一篇の詩と向かい合うとき、私たちは、これまでの悠久の宇宙、これから果てしなく続く無窮の時間、そしていまという一瞬の永遠を感じることができる。本書は、長い時をかけて培われてきた美しい詩の世界への招待状である。

ジャンル
学術・学芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公新書
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