
盛者必衰の嫌われ者なのになぜ平家に心を寄せてしまうのか?多くの作者たちが書き足し、書き変えてきた壮大な物語を、図解でわかりやすく解説した入門書の決定版!鎌倉から南北朝期にかけ、多くの作者たちによって練り上げられた『平家物語』。史実をベースにしながらも巧みに時を操り、歴史的人物のキャラクター化がなされてきました。そこには作為があり、政治的背景が隠されています。本書は覚一本『平家物語』をもとにそれらを紐解き、あらすじや有名エピソードのほか、当時の武士・貴族の行動や考え方なども解説しています。本書は、『平家物語』の入門書として最適なだけでなく、その複雑さを読み解くことでより深く楽しめるように構成されています。平安武士の生き様がマルわかりの1冊です。実は、『平家物語』は滅びの美学や、「諸行無常」を語るための書ではなかったのです。
閉じる
開く
6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)