聖獣王のマント

聖獣王のマント

著者:紅玉いづき

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どうして、わたしなんかを選んだの?行き場もなく夜の街をさまよっていた家出少女チル。ある夜、路地裏に突如降ってきた黄金の髪を持つ美しい男。その口が発したのは――「うまれかわりを、のぞまれますか?」「我が王よ」かくして、チルは異世界に取り込まれる。破れたマントを胸に抱えて迷い込んだのは、かつて豊かな織物の国と呼ばれた動乱の国リスターン。一度はすべてを諦めた無力な少女は、荒廃した国を救い、王となり得るのか。少女文学の旗手が贈る、ドラマチックロマンファンタジー。『ミミズクと夜の王』から17年。こんな紅玉いづきを、待っていた!!

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ジャンル
文芸
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
メディアワークス文庫
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