天皇たちの寺社戦略 ――法隆寺・薬師寺・伊勢神宮にみる三極構造

天皇たちの寺社戦略 ――法隆寺・薬師寺・伊勢神宮にみる三極構造

武澤秀一

2,090円(税込)
クーポン利用で1,590円獲得する

古代の天皇たちが建立した社寺建築は天皇の血筋を可視化し、即位の正統性を強くアピールしていた。社寺建築の配置タイプは天皇たちの血筋に明確に対応していたのだ。聖徳太子創建の法隆寺若草伽藍は塔と金堂がタテ一列だったが、天智天皇はこれを真っ向から否定し、塔と金堂がヨコに並ぶ法隆寺西院伽藍を建立。一方、天武天皇は三極構造の薬師寺を建立し、その妻持統天皇は三極構造を伊勢神宮の社殿配置に導入した。〈タテ→ヨコ→三極〉の変遷に秘められた天皇たちの戦略を探る。

ジャンル
学術・学芸
出版社
筑摩書房
掲載誌/レーベル
筑摩選書
提供開始日
2024/10/17

この作品をシェアする

Xでポスト
閉じる
開く
一番お得なクーポン

クーポン利用で【70%OFF】1,590円(税込)で購入できる! 6回利用可能

値引き額上限に達しています。

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/11/30 23:59 まで有効

クーポンを変更する