バブルと資本主義が日本をつぶす ――人口減と貧困の資本論

バブルと資本主義が日本をつぶす ――人口減と貧困の資本論

大西広

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令和バブルともいうべき株や都市部不動産の高騰、急速に進行する地方経済の衰退。近代英国の労働者のような低賃金に貧富の差が拡大している。老後への不安に付け込み、税優遇などの誘惑によって引きずり込まれた危険なマネーゲームの乱高下はチキンゲームの様相を呈してきた。バブルは壊れて消えるのが必定。マルクスは、資本主義には貧困が必要なことを喝破したが、日本はいま未曾有の労働力不足、人口減少社会に直面している。――日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで読み解く。

ジャンル
ビジネス
出版社
筑摩書房
掲載誌/レーベル
ちくま新書
提供開始日
2024/10/10

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