六人の笛吹き鬼

六人の笛吹き鬼

三津田信三 著

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笛が鳴っている。名前を呼ばれている。逃げないと、化物がやって来る……。公園で〈笛吹き鬼〉をして遊ぶ六人の少女たち。だが、奇妙な笛の音が鳴った時、一人、また一人と姿を消してしまう。数年後、事件の当事者で、ホラー作家となった背教聖衣子がこの事件を調べはじめると、眠っていた「笛吹き鬼」も蘇る――。禍々しい信仰が残る地で続く、奇っ怪な事件。

ジャンル
文芸
出版社
中央公論新社
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