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読売新聞東京本社編集委員 丸山 淳一 著
読売新聞オンラインの人気歴史コラム「今につながる日本史」の電子書籍化第3弾。読売新聞経済部長などを務める傍ら、歴史研究を続けてきた筆者が、現代の視点から過去の出来事や人物に切り込む。今回は2019年11月~2020年8月初出の計20本を採録。新型コロナウイルス禍発生前後から第2波に至る時期であり、大正期の「スペイン・インフルエンザ」の考察や「幻の1940年東京五輪」、飲食店への休業要請に関連した「徳政」の問題など、時のトピックに関連したテーマが並ぶ。出演予定の女性俳優の逮捕やコロナ禍により収録延期や放送途中休止に見舞われたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に関連した信長の正室・帰蝶をめぐる分析や、数々の大河ドラマに出演した俳優・高橋英樹さんのロングインタビュー、本になった浅田次郎さんの人気時代小説「流人道中記」(中央公論新社)の背景解説なども興味深い。日産元会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡と源義経の北行伝説、批判を浴びた東京高検検事長の定年延長問題と信長の人事介入との対比など、ユニークな比較考も披露したほか、福島第一原発事故を描いた映画「Fukushima 50」封切りに合わせたジャーナリスト・門田隆将さんのインタビューも所収。巻末に付けられた鎌倉、足利、徳川の各将軍略系図も歴史ファンの目を引きそうだ目次 [第四十一話] 江戸 事件 蝦夷地に出世をかけた近藤重蔵が息子と転落するまで [第四十二話] 江戸 事件 忠臣蔵と日産が教える、お金以上に大切なもの [第四十三話] 安土桃山 事件 記録を後世に……吉田兼見の2冊の日記が語る光秀の「三日天下」ほか 全20話を収録
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2024/11/30 23:59 まで有効
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