
■スポーツの名シーンから行動経済学の理論がしっかりわかるスポーツは選手の心理が色濃く反映します。そのため、記憶に残る名シーンほど行動経済学の視点で分析すると次のような発見があります。・2022年サッカーW杯のPK戦の決め手は「損失回避バイアス」・日本記録が更新されない男子マラソン界に風穴を開けた「概数効果」・2009年WBC決勝の劇的タイムリーを呼び寄せた「サンクコスト」他にも、勝敗に影響をもたらす「競技場の形状」や「ファンの声援」、スキルを上達させる「コートの工夫」など、実例をもとに勝敗と心理の相関関係を解説します。■スポーツ観戦が楽しくなる! 勝つための戦略が立てられる!「どうしていま、○○のプレーを選択したんだろう?」「あの場面で、○○の戦略をとっていたら勝てたかもしれないのに!」スポーツ観戦をしているとき、または自分が選手としてプレーをしているときに、このような気持ちになったことはありませんか?じつは、厳しい練習を日々重ねている世界的アスリートでさえ、人間の不合理によって“勝つためのセオリー”通りにプレーできないことがあります。行動経済学がわかれば、スポーツ観戦が楽しくなり、自分がプレーをしている人は、行動経済学の視点で「勝つための」戦略が立てられるようになります。■“つい”やってしまう人間の不合理をスポーツの数値データで分析スポーツデータは、特に次の3点で行動経済学の理解に適しています。(1)正確性:映像が残っていることが多く、正しいデータか確認することが容易(2)明示性:ルールや判定などの基準が専門家だけでなく一般にも公開されている(3)長期的な蓄積:100年以上の試合のスコアや出場選手の成績が公開されている実際のスポーツデータをもとに、グラフや表を用いながら行動経済学が初学者でも楽しみながらより深くわかる1冊です。
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2025/3/31 23:59 まで有効
行動経済学を称揚する書籍は昨今増えつつあるが、スポーツという題材から科学的な分析を解説していく形は非常に読み込みやすかった。
「そうはいっても…」といった反発が生じるのは行動経済学全般においても同様...
行動経済学かけるスポーツを題材にスポーツの様々な場面における定量的な傾向を紹介している。損失回避バイアス、フレーミング効果、概数効果、同調効果、サンクコストといった行動経済学の有名なバイアスがスポーツ...
書籍紹介サイトで存在知り、読んでみた。
行動経済学関係の本は何冊か読んだことあるが、これはスポーツに特化して行動経済学との関わりをまとめている点が面白い。 PKでゴロを蹴ろうとしがちなこと、バントを...