私の体がなくなっても私の作品は生き続ける

私の体がなくなっても私の作品は生き続ける

篠田桃紅

1,485円(税込)
クーポン利用で445円獲得へ
1

一〇八歳で逝った世界的美術家の未公開画文集。美しく老いるとは、こういうことだ.。2021年に亡くなった世界的美術家・篠田紅桃氏。彼女が知られざる「人生の弟子」に託していた、未公開の作品と言葉による、最後の画文集。人生とは、芸術とは、老いとは、死とは。「心に宿るもの、心にきざすもの、思い、それを『可視のもの』にしたい。『かたち』を創りたい。私の若い心からの願望、到達点のない、生ける限り続く、ねがうかたち。しかし現実には、晩年になってしまった。心中の『真にうつくしいもの』は、いつも逃げ水のように、少し彼方から、私を招いている」(本書より) 本書に収録されている作品は、大半は桃紅氏が80歳を過ぎてからのものだ。人生百年時代と言われるいま、「どう老いるか」 「どう死ぬか」 「死んで何をのこすか」 は、すべての人の関心事となっている。本書は、その問いに対する、世界的美術家からの「答え」とも言える。

ジャンル
エッセイ
出版社
講談社/文芸
提供開始日
2023/12/05
ページ数
118ページ

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】445円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/05/31 23:59 まで有効