三の隣は五号室
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今はもういない者たちの一日一日が、こんなにもいとしい。傷心のOLがいた。秘密を抱えた男がいた。病を得た伴侶が、異国の者が、単身赴任者が、どら息子が、居候が、苦学生が、ここにいた。――そして全員が去った。それぞれの跡形を残して。驚きの手法で描かれる、小さな空間に流れた半世紀。優しく心を揺さぶる著者最高作。各メディアで話題を呼んだアパート小説の金字塔第五二回谷崎潤一郎賞受賞

ジャンル
文芸
出版社
中央公論新社
掲載誌/レーベル
中公文庫
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